医者が2030年にサイドFIREするブログ(2022年度から日曜更新)

2022年度の目標:資産全体 2,130万円、現金 1,040万円、株式 1,090万円

【第2回】サイドFIREのためにカットすべき支出7選

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支出を抑えて、お金を守ろう!(@ムトウデザインさん)

 

こんにちは、Dr. KKです。

今回はサイドFIREに向けてカットすべき固定費(支出)を列挙していこうと思います。

固定費の見直しこそサイドFIREへの第一歩だと思います。

 

僕は楽天経済圏を出来るだけ駆使して生活しているので、オススメの多くは楽天経済圏のものになりますがご了承下さい。

※このブログはアフィリエイト未登録なので、楽天の案件ではありません。

(1)背伸びして高級住宅に住んでいませんか?

家賃は固定費として最大の支出になりやすいです。

もちろん「良いところに住むことが何よりの楽しみ」という方には必要経費だと思います。

何となく高級マンションに住むのは、医師としての見栄から来ていませんか?

 

ちなみに一軒家の購入もFIREの妨げになりやすいですが、僕にとっては一軒家に住むのが夢なので、ここは必要経費だと思って何とか捻出しようと思っています。

www.rakuten-bank.co.jp

一軒家だと住宅ローンが利用できます。

楽天銀行の住宅ローンで3,000万円を10年期間・変動金利(現在0.517%)・元金均等返済で借り入れる場合、現時点で総支払額は約3,126万円程度となります。

 

mponline.sbi-moneyplaza.co.jp

ここで、住宅ローン控除を利用すると借入残金の1%が毎年控除できるため、10年で合計約263万円の控除が可能となり、利息の126万円が減額できます。

 

(2)新車を買っていませんか?

自動車税、ガソリン代、車検代、自動車保険料、駐車場代、修理代などなど…

非常に多くの維持費を払っています。買わないのがベスト。

どうしても通勤に必要であるならば、中古の国産車で良いかと思います。

 

「中古はちょっと…」

国産車はちょっと…」

というのも、やはり医師としての見栄から来ていませんか?

医師の中には外車を新車で一括購入される方などがいらっしゃいますが、サイドFIREの大きな妨げになると思います。

 

また、注意して頂きたいのは自動車ローンは決して組まない事です。

新車を購入したくて自動車ローンを組む、これこそ一番勿体ない出費だと思います。

自動車ローンは年利2%程度かかります。

 

資産収入で生活するために、投資による数%の利益を何とか手に入れようとしているのに、自動車で年利2%は痛いです。

ただ医師の場合、大抵一括購入できる方が多いので、ここは容易に避けられるかなと思います。

 

(3)光熱費や通信費の見直しを後回しにしていませんか?

電力会社も選べる時代です。

より安い会社を選んでみましょう。

 

また、光熱費は大抵クレジットカード払いにできます。

大抵100円で1ポイントつきますが、この1%はバカにできません。

4%で暮らそうとしている人が1%を無駄にするのは勿体ないです。

 

僕の家では楽天でんき、楽天ひかり、楽天モバイルを採用しています。

楽天経済圏を駆使する事で、楽天市場のポイント加算も増えていきます

 

(4)サブスクに入りすぎていませんか?

Amazon PrimeNetflixDAZNWOWOW、スカパーなどなど…

毎月支払っている割に、仕事が忙しくて使いこなせていないサービスが増えがちです。

もちろん、趣味であるサービスであれば必要経費だと思いますが、やはり必要な1つや2つに絞るのが得策だと思います。

 

個人的には、Amazon Prime(年間プラン4,900円)とWOWOW(月額2,530円、年間30,360円)に加入しています。

前者は楽天市場よりも安価で購入できる物がある場合に利用しています。(もちろんPrime Videoも利用させてもらっています。)

 

楽天市場での購入に固執するあまり、Amazonでの安価商品に気が付かないのは本末転倒なので気をつけましょう。

後者は欧州サッカー観戦が趣味のため加入しています。(こちらではあまり映画は観ていませんが…)

 

因みに年会費のかかるゴールドカードなどもサブスクの一種だと思います。

医者ならやっぱりゴールドカードでしょ

ゴールドだと飛行場のラウンジが利用できるし

という方もおられますが、これもやはり医師としての見栄やライフスタイルインフレではないでしょうか?

 

ただ、楽天プレミアムカードであれば年会費税込11,000万円ですが、楽天市場の頻回利用で年会費を賄う事が可能です。

楽天カード(通常カード)と比較して、

楽天市場でいつでも+2%

②火曜木曜は楽天市場で+1%

③誕生月は楽天市場で+1%

があるため、使い方によっては年間26.5万〜50万円程度の利用があれば実質無料で利用できます。

 

個人的には、現時点でまだプレミアムカードに変更していませんが、それは楽天カードの年間利用額が現在25万円程度だからです。

もう少し給料が上がって、ふるさと納税利用額が増額できれば、プレミアムカードへ変更しようと思います。

 

(5)家がどんどん物に溢れかえっていませんか?

同僚の中にも高級志向の人が少なくありません。

用途の分からないポーチやバッグを購入したり、何でもブランド物の衣服を購入する人がいます。

 

もちろん「必要最低限のものを品質の良いもので揃える」というのは悪くない事だと思います。

日常生活が豊かな気持ちになりますしね。

 

でも、家の中に殆ど使っていない物はありませんか?

また、同じ用途なのに何種類も揃えていたりしませんか?

それはやはり医師としての見栄が原因だと僕は思います。

 

フランス人なんて衣服はお気に入りの10着程度しか持っていないそうです。

また昔は趣味で収集してたけど、現在は殆ど使用していない物なども思い切って処分してしまいましょう。

 

1年間使っていないものはどんどんメルカリやラクマなどで売ってしまいましょう。

fril.jp

www.mercari.com

本当は楽天経済圏を考慮して全部ラクマで売りたいのですが、メルカリの方がユーザーが多く売れやすいのでメルカリの方がオススメです。

Amazonと同様にポイントに拘らず、売れる事の方が重要だと思います。

 

因みに僕は、学生時代漫画を2,000冊以上集めていたので、仕事が始まる前にワンピース以外売却しました。

全部売却して、約3.5万円に換金しました。

 

(6)保険料を払い過ぎていませんか?

正直、医師は自分自身がとても大きな資本であるため、保険加入は必要だと僕は考えています。

また、独身であるか既婚者であるかによっても異なると思います。

 

やはり子供がいる場合は幾分の生命保険を用意しておくべきだと思っています。

ただ、それでも最小限に抑える努力は必要なので、保険や投資は必ずネット経由で行うようにしましょう。

保険会社や証券会社などを経由して購入する場合、社員の給料は我々の購入手数料から支払われています

人件費分、損するようにできているのです。

 

また、その道の初心者である我々が相談しに行くと、必ず売りたい商品ばかり提案してきます。

決して保険会社や証券会社に行かないようにしましょう。

www.rakuten-life.co.jp

因みに僕は楽天保険の医療保険と生命保険に加入しており、サイドFIRE達成後は生命保険を解約する予定です。

現在の保険料は医療保険が4,920円、生命保険が2,730円です。

これでも年間91,800円かかっています。いやぁ…痛い出費ですね…。

 

www.lifenet-seimei.co.jp

ライフネット生命などその他のネット保険会社とも比較しましたが、そこまで大差はなかったので楽天保険を選択しました。

 

因みに、積立型と掛け捨て型の保険があると思いますが、僕は掛け捨て型を選択しています

そもそも「積立型は保険の定義に矛盾しているのではないか?」と考えています。

保険は日常生活で起こる様々なリスクに備えるための手段なので、貯金することも保険に当たると思います。

 

もちろん、現時点での貯金で賄えないような大きな出費に対応するためには保険へ加入する必要があります。

しかし、そのリスク管理費用を勿体ないと思って積立型を選ぶくらいなら、掛け捨て型を選択して積立型との差額分を自分で貯金した方が積み立ててもらう手数料分だけ低コストで済むと考えています。

 

また、医療保険や生命保険の他に、火災保険は加入しておいた方が良いと思います。

保険は低確率で起こり、莫大な損失が生じるものに賭けるべきものなので、火災保険はそれに該当すると思っています。

 

(7)資格の維持に多くの費用を要していませんか?

医師として、専門医の取得は必ず通る道だと思います。

ですが、本当に自分のためになるような専門医資格となっていますか?

非常に悲しい現状ですが、日本では専門医を取得しても給与には殆ど影響しません。

 

また、専門医の維持費が本当に高くつきます。

専門医を目指して勉学に励むのは、もちろん素晴らしい事だと思います。

 

しかし、取り過ぎには注意が必要だと思います。

年会費、学会参加費、講習会参加費などなど…非常に多くの固定費がかかります

個人的には、精神科医であれば精神神経学会専門医(年会費15,000円)と精神保健指定医(5年ごとの更新会受講費24,000円)のみで十分だと思います。

 

専門医すら維持しなくても良いかもしれない、と思っています。

サイドFIREした後に検討しようと思います。

 

以上が、実際に僕が大きい支出を抑えるために行った節約術です。

これでも結構費用がかさんでいるので、僕もある程度はライフスタイルインフレに陥っているんだと思います。

 

ある程度支出カットした現在の生活費で十分幸福度が高いので、サイドFIREしてもこの生活水準は維持したいと思います。