医者が2030年にサイドFIREするブログ(2022年度から毎週日曜更新)

2022年度の目標:資産全体 2,130万円、現金 1,040万円、株式 1,090万円

【第62回】2022年5月の資産推移

こんにちは、Dr. KKです。

今回は先月の資産推移を書いていこうと思います。

後半では、今月個人的に気になった経済トピックについて話そうと思います。

(1)資産推移

まず、現在の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:1,178,567円+221,832円:+23.2%

 

・毎月5日:100,000円(eMAXIS Slim 全世界株式)

 →合計:502,609円+2,609円:+0.5%

 

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:5,740,036円+490,036円:+9.3%

 

・投資合計金額(先月比:+270,629円

 →合計:7,421,212円+714,477円:+10.7%

 

(2)現金推移

また、現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:+691,844円(貯蓄率:49.4%)

 

●収入合計:1,400,151円

・月収(手取り:夫婦合計):1,090,654円

・その他所得(ラクマ):1,289円

・引っ越し手当:181,039円

・生命保険(祖母、15年間支給):127,169円

 

●支出:708,307円

 

・家賃+駐車場代:138,000円(先月比:±0円)

・衣服 美容代:120,815円(先月比:+75,080円

・食費:87,184円(先月比:+7,337円)

・自動車代:82,942円(先月比:+4,348円

・家電:79,800円(先月比:+79,800円

・その他(医局費など):59,880円(先月比:-8,430円)

・通信費:35,721円(先月比:+3,931円)

・交際費:28,778円(先月比:+25,278円

・自分の小遣い:28,677円(先月比:-6,156円)

・日用品代:14,970円(先月比:-12,134円

・水道 / 光熱費:13,571円(先月比:-6,291円)

・書籍 教育費:8,269円(先月比:-23,441円

・趣味 娯楽代:6,760円(先月比:+5,580円)

・保険代:2,940円(先月比:±0円)

 

 

(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)

 

●現金合計金額:9,920,605円(先月比+308,511円

(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)

 

よって、2022年5月現在の資産配分は以下の通りです。

f:id:CouchDrKK:20220107190118p:plain

資産合計:円(先月比+円)

 

現在、2030年度目標額(103,400,000円)の%(先月比+%)です。

 

(3)5月の家計総括

まず、今月の収入が微妙に少ないのは、妻の4月の外勤回数が若干少なかったからです。まあそういう時もあります。

 

次に引っ越し手当が支給されたのは非常にありがたいです。

どうやら3社で見積もり比較して、一番安い所を選んだ場合はもっと高額支給だったらしいですが、手間がかかりすぎるので80点でOKとします。

 

支出に関しては、まず衣服代の爆上がりが気になりますが、これは妻の誕生日プレゼント(ブランドバッグ)が8万くらいだったかな?

これはOKとしました(笑)というか、せざるを得ない…(笑)

 

家電は今年引っ越ししたのですが、2LDKから3LDKになったので、一つエアコンが足りなくなったため、新しく買いました!

流石に夏に向けてエアコンない部屋では過ごせない…

 

食費や妻の小遣いですが、後述しますが、妻が週4勤務に減ったことで若干趣味のカフェ巡りによる出費が増えたのが大きいです。

そして、一度イタリアンで外食をしたので、まあこんなもんでしょう。

 

交際費は妻の実家に2万円仕送りをしたので、これは目を瞑りましょう。

 

教育費が大幅に減ったのは、今回の妻の病院が、保育園料を天引きしてくれることになったからです。

あ、それで給料低めなのかも…

 

全体的には、49%の貯蓄率となりました。

そこまで切り詰めることなく約半分の貯蓄が行えているのでオッケーとします^_^

 

(4)5月の感想:妻が週4勤務に

5月はこのテーマが最も大きな変化だったと思います。

 

今年度から異動があり、あまりの多忙さで家庭が回らなくなっていたため、妻やお互いの両親と話し合い、妻が週4勤務に減らしてくれる事になりました。

 

もちろんお互いまだまだ働き盛りであるため、フル勤務が理想ではあります。

 

しかし、妻はフル勤務の時は、木曜日の夜辺りからかなりイライラが出現しやすくなっていました。

 

体力的にも精神的にもギリギリだったようです。

妻は麻酔科である事から、常に妻の勤務病院の近くに家を構えているため、必然的に妻の勤務病院の保育施設を利用しています。

 

となると、必然的に妻が娘の送迎をする事になるため、育児という面でも大変だったようです。

僕は通勤時間に40〜50分程度かかるため、どうしても娘の送迎は難しい状況です。

 

今年度は妻が仕事をセーブしてくれるので、来年度以降はまた相談していずれは僕もセーブする事を検討しようと思います。

 

【第61回】「論語と算盤」を読んで

こんにちは、Dr. KKです。

今回は先日読ませて頂いた「論語と算盤」についてご紹介させて頂きます。

現代語訳が数種類出版されているので、下に貼っておきます。

 

(1)基本情報

そもそも、本書を読むきっかけになったのは、ご存知の通り2024年から渋沢栄一が新1万円札に描かれるからです。

 

日本の資本主義の父」と称される事が多い渋沢はみずほ銀行東京ガス東京海上ホールディングス、帝国ホテル、キリンビールなど様々な企業や財閥に携わってきた起業家だったのは有名な話ですが、彼がどういう思想の元で、日本の発展に尽力するようになったのか知りたくなりました。

 

(2)要旨

優しいお顔ですが、めっちゃ不倫していたそうです(笑)@Wikipedia

本書の要旨を掴むためには、題名の意味に着目すると分かりやすいです。

 

詳しくは後述しますが、幼少期に論語を学び、「論語=倫理や道徳」と「算盤=経済や利益」を両立させる事が正しい生き方だというメッセージになっています。

 

道徳は学校の授業でも学びますが、人生に結びついているようには思えません。

一方で自身の利益ばかり優先していると、他者への配慮が足りず傲慢になってしまいます。

 

渋沢栄一

経済を発展させ、利益を他人や社会に還元する事が重要

と考えていました。

 

こうした理念から、1916年(大正5年)に本書を出版しました。

内容が現代社会にも通ずる部分が多く、現代語訳が現在も出版されており、いつまでも色褪せる事のない、大変な名著と言えます。

 

(3)歴史の流れから渋沢を紐解く

尊攘派志士だった渋沢

まずは渋沢の半生を見ていきましょう。

 

渋沢栄一1840年天保11年)に現在の埼玉県に出生しました。

当時は江戸末期であり、実は渋沢は尊王攘夷論者であり、尊攘派志士として討幕を画策していました。

 

ただ色々な縁があって、何故か第15代江戸幕府将軍の徳川慶喜に支えることになります。

つまり、尊攘派志士を目指していた人がひょんな偶然で幕臣派に寝返ったというわけです。

 

② 近代化の衝撃

1867年(慶応3年)に慶喜の命令で、渋沢はパリで開催された万国博覧会に参加します。

そこで、欧米列強の目まぐるしい近代化に衝撃を受けたそうです。

 

ただ、帰国した時すでに倒幕しており、明治政府が発足していました。

帰国後、渋沢は大蔵省で働いていましたが、

もっと民間企業に還元したい

という思いから実業家に転身したそうです。

 

③ 蟹穴主義

その後の凄まじい実績から、大蔵大臣や日本銀行総裁のポストなど、何度か国政に復帰するよう打診があったようですが、いずれも固辞したそうです。

渋沢は「蟹穴主義」という理念を提唱しており、それを理由に固辞し続けたと本書で語っています。

 

蟹穴主義とは要するに

分相応」「身の丈にあった場所で頑張っていく

という意味です。

 

これは論語でも、

進むべき時に進み、止まるべき時に止まり、引くべき時に引く

と同様の内容が語られています。

 

猪突猛進で上を目指していくタイプは威勢は良いですが、大きな間違いを冒す可能性があるので、自分の身の丈を常に考えてベストを尽くすのが最善ということです。

 

己の力を過信して高みを目指していた時期が自分にもあったので、これは耳が痛い名言でした。

 

④ 日本人の思想

渋沢が活躍した時期は日本が近代化を目指した明治時代のため、若者たちの間では「とにかく金を稼ぐ」という風潮となっており、江戸時代を席巻した儒教の倫理や道徳というものが廃れつつありました。

 

しかし大正時代には、近代化によって先進国への仲間入りが達成され、もう一度倫理観や道徳心が脚光を浴びるようになったのです。

 

そんな時期に出版されたのが「論語と算盤」だったため、ベストセラーとなったのです。

 

⑤ 渋沢はなぜ論語を重用したのか?

論語は古代中国で孔子が記した書物ですが、渋沢は

論語は長年多くの賢者を輩出している名著」であると遺しています。

 

確かに、古くは聖徳太子から始まり、徳川家康二宮尊徳新渡戸稲造など、多くの日本のリーダーが論語を愛読していたとされています。

つまり、論語で書かれている儒教=倫理や道徳こそ、今日に至るまで日本人の品性の根幹を築いていると言っても過言ではありません。

 

一方で、論語を重用した別の理由として

論語には神の概念がなく、日本人に浸透しやすかったから」

というものがありました。

 

バイブルと言えば聖書ですが、一神教という考え方はどうしても日本人にはしっくり来ないと思います。

 

一方で、論語は神という概念を語ることなく、普遍的な人間と社会の本質が表現されています。

 

(4)感想:人間の正しい生き方が書かれている

現在もなお多くの方に愛読されている本書ですが、論語をベースとした理念と経済の両立・中庸を重んじているので、何度も唸らされると思います。

 

人間とはどう生きていくのが正しいのか」という指針を提示してくれているような、そんな内容ですので、ぜひ一読してみてください。

必ず今後の「バイブル」になると思います。

【第60回】摂食障害のおすすめ参考書6選

こんにちは、Dr. KKです。

前々回まで神経性やせ症の記事を書いていました。

dr-fire.hatenablog.jp

dr-fire.hatenablog.jp

 

そこで今回は、摂食障害におけるおすすめの参考書を挙げていこうと思います。

 

(1)拒食症身体治療マニュアル

オススメ度:★★★★☆

本の薄さ:★★★★★

分かりやすさ:★★★★★

使いやすさ:★★★☆☆

内容の濃さ:★☆☆☆☆

 

摂食障害って結局どういう治療方針が良いのか、手っ取り早く知りたい

という方に非常にオススメです。

 

摂食障害は身体管理が最優先事項ですが、

どの期間に何をどの程度の量投与していくのか

という部分が非常に具体的に書かれていますので、書いてある通りで治療を進めていっても大丈夫かと思います。

 

ただ、精神病理については書かれていないため、何らかの論文や発表への汎用性は殆どないと思います。

また、内容はかなり薄いため、これだけでは物足りないと思います。

 

とは言え、かなりお求めやすい値段なので、買っておいて損はないかと!

 

(2)摂食障害入院治療

オススメ度:★★★★☆

本の薄さ:★★★☆☆

分かりやすさ:★★★★★

使いやすさ:★★★☆☆

内容の濃さ:★★★★☆

 

実際こういう重症例に対しては、どういう治療が良いのか?

という疑問に思いやすい症例に沿って治療方針が書かれています。

 

拒食症身体治療マニュアルよりも治療経過の部分が詳細に書かれており、読み応えは抜群だと思います。

ただ、あくまで超重症な23個の症例に沿った内容なので、全てが自身の臨床に反映されるかは謎ですが、概ね利用できそうな内容です。

 

(3)摂食障害治療ガイドライン

オススメ度:★★★★☆

本の薄さ:★★★☆☆

分かりやすさ:★★★★☆

使いやすさ:★★★☆☆

内容の濃さ:★★★★★

 

本書はガイドラインなので、当然内容は濃く、隅々まで重要な内容です。

疫学やデータに基づいたプロトコールが各所にあり、EBMに忠実な王道書籍です。

搬送時の重症度評価、入院中の治療、地域医療との関わり、通院に至るまでを均等に記載されており、満遍なく知識が得られます。

 

一方で実践向きの書籍ではないので、最初の一冊には向いてないと思います。

軽くデータを調べたり、症例レポートに引用する際にはピッタリなので、持っていて損はありません。

 

(4)家族で支える摂食障害:原因探しよりも回復の工夫を

オススメ度:★★★☆☆

本の薄さ:★★★★☆

分かりやすさ:★★★☆☆

使いやすさ:★★★☆☆

内容の濃さ:★★★☆☆

 

本書は医学書というよりも、摂食障害患者の家族でも読めるように書かれているため、非常に読みやすい書籍だと思います。

 

もちろん、医学的な知識が沢山身に付くわけではないのですが、

家族側の立場ではどういう心の持ちようが大事なのか?

という部分を学ぶのにはちょうどいいかと思います。

 

摂食障害は家族でタッグを組んで治療に取り組む必要があります。

かなり古い書籍なので中古販売も多いです。

 

(5)摂食障害:食べない、食べられない、食べたら止まらない

楽天市場では販売していません。

オススメ度:★★★☆☆

本の薄さ:★★★☆☆

分かりやすさ:★★★☆☆

使いやすさ:★★★★☆

内容の濃さ:★★★☆☆

 

本書はガイドラインと同様に摂食障害の概念や歴史、診断や治療、予後などを満遍なく記載してくれています。

 

ガイドラインよりも読みやすいのですが、20年くらい前の本なので、たいてい中古でしか手に入らない書籍なのが難点です。

僕は指導医に借りて読みました。

 

(6)摂食障害の身体治療:チーム医療の実践を目指して

 

オススメ度:★★★★★

本の薄さ:★★☆☆☆

分かりやすさ:★★★☆☆

使いやすさ:★★★★☆

内容の濃さ:★★★★★

 

本書はアメリカでの摂食障害の身体治療を翻訳したものです。

医学的見地を主とした記載になっており、身体治療についてはガイドライン以上に内容の濃い書籍で、個人的にはガイドラインよりも好きで、本書で調べることが多いです。

 

かなり詳細なので、(1)拒食症身体治療マニュアルの次に本書で肉付けしていくのがオススメかと思います。

ただ、この書籍には身体治療のみ書かれているので、精神療法や薬物療法以降の内容は別で学ぶ必要があります。

 

(7)まとめ:身体治療が第一優先、その後はゆっくりやれば良い

以上が、摂食障害を学習する上でおすすめの書籍6選でした。

 

当然ではありますが、身体治療を中心とした書籍が多かったです。

もちろん家族の向き合い方なども予後的には重要になってきますが、緊急性のあるものはやはり身体治療かと。

 

その後の治療については、医局の席でコーヒーでも飲みながら本を読んで勉強すれば間に合います(笑)

精神科はゆっくりじっくり考えても良い時間がある診療科なのが、個人的に気に入っている所です。

 

【第59回】2022年4月の資産推移

こんにちは、Dr. KKです。

最近仕事が忙しかったので更新が遅れてしまいました。

今週からまた毎週日曜更新を頑張ります。

 

今回は先月の資産推移を書いていこうと思います。

後半では、今月個人的に気になった経済トピックについて話そうと思います。

(1)資産推移

まず、現在の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:1,156,859円+273,531円:+31.0%

 

・毎月5日:100,000円(eMAXIS Slim 全世界株式)

 →合計:408,831円+8,831円:+2.2%

 

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:5,584,893円+584,893円:+11.7%

 

・投資合計金額(先月比:+38,076円

 →合計:7,150,583円+867,255円:+13.8%

 

(2)現金推移

また、現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:+866,416円(貯蓄率:57.8%)

 

●収入合計:1,500,201円

・月収(手取り:夫婦合計):1,424,874円

・その他所得(不動産還付金など):75,327円

 

●支出:633,785円

・家賃+駐車場代:138,000円(先月比:-220,000円

・食費:79,847円(先月比:+1,855円)

・その他(医局費、医賠責保険など):68,310円(先月比:+62,090円

・自動車代:48,434円(先月比:+1,125円

・保険代:45,810円(先月比:+38,160円

・衣服 美容代:45,735円(先月比:+32,045円

・自分の小遣い:34,833円(先月比:+9,794円

・書籍 教育費:30,390円(先月比:-950円)

ふるさと納税:30,000円(先月比:+30,000円

・日用品代:27,104円(先月比:-41,434円

・鍵交換代:23,000円(先月比:+23,000円

・交際費:24,964円(先月比:-24,123円

・水道 / 光熱費:19,862円(先月比:-23,339円

・通信費:19,260円(先月比:-178円)

・医療費:1,450円(先月比:-4,622円

・趣味 娯楽代:1,180円(先月比:-13,649円

 

(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)

 

●現金合計金額:9,612,094円(先月比+449,750円

(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)

 

よって、2022年4月現在の資産配分は以下の通りです。

f:id:CouchDrKK:20220411010101p:plain

資産合計:16,762,677円(先月比+385,553円)

現在、2030年度目標額(103,400,000円)の 16%(先月比+0.4%)です。

 

(3)4月の家計総括

4月はウクライナ情勢の煽りを受けて、投資資産の伸びがイマイチでした。

毎月38.3万円ほど投資しているのにも関わらず、資産全体は+3.8万円ということは投資

状況としては-35万円/月だったということになります。

 

まあ長期・分散・積立を基本とするインデックス投資を中心とした資産形成では、今回のようなマイナスは放っておくのが一番です(笑)

 

後述しますが、焦ってマイナスのまま売却する人こそ投資で負ける人です。

インデックス投資ではひたすらに待つしかありません。

 

現金推移を見ていくと、まず家賃や引越し代が大幅にマイナスになった一方で、新年度お決まりの医局費+医賠責保険が割と嵩みました。

 

保険代は自動車保険がメインです。

 

衣類・美容代は11,000円くらいはUNIQLOでの下着等必需品を購入した費用です。

あとは、嫁の散髪代と僕の散髪代が重なったことで割高になりました。

 

鍵交換代っていうのは、実は…家の鍵を無くしてしまいまして、仕方なく玄関の鍵を一式交換した費用です

一番無駄な費用…大反省です💦

 

水道・光熱費はやはり春になったことで暖房をつけなくて済んだのが大きいようです。

 

全体として、貯蓄率は57.8%としっかり50%越えを達成できました。

以前も貼りましたが、以下のように50%以上の貯蓄率で行けば、40代でのFIREが見込めます

貯蓄率50%、投資リターン5%=17~8年でFIRE達成!

そこまで節約しているわけではないのですが、引き続き50%を目標に頑張っていきます。

 

(4)4月の感想:しまじろうの英語コンサート夏公演に当選

kodomo.benesse.ne.jp

ウクライナ情勢ばかりニュースが取り沙汰されているので、明るい話題として今回は子供の話をしようと思います。

 

僕の家では、幼児教育で有名なベネッセのWorld Wide Kidsを使っています。

ディズニー英語と比較が良くされていますが、さすがにディズニー英語の金額が高すぎてベネッセにしました!

 

確か、3倍くらい違います…(30万と100万くらい)

もちろん、ディズニー英語の卒業式がディズニーランドで行われるということにかなり魅力を感じましたが、ベネッセも非常に充実したプログラムになっています。

 

DVDが30枚以上ついており、幼児絵本も30冊くらいあります。

また玩具も非常に充実しており、毎日娘はこれらのグッズで遊んでいます。

 

もう一つ、今回非常に大きなイベントである「しまじろうコンサート」が夏に開催されます。

どうやら冬も開催されるようです。

ベネッセのヒーローであるしまじろうと、World Wide Kidsの主人公であるMimiというキャラクターが出演するコンサートで全国各地で公演が予定されています

 

娘はどちらも大好きなので、このコンサートに行ったら良い思い出になりそうです。

このコンサートは1席3,300円ちょっとなので、非常にリーズナブルなイベントだと思います。

 

ディズニーランドは、ディズニー作品に興味が湧いてから連れて行ってあげようと思います(笑)

【第58回】神経性やせ症②:治療など

摂食障害は最も予後不良精神疾患!@ララさん

こんにちは、Dr. KKです。

今回は前回の続きである、神経性やせ症(AN)の症状から書いていきます。

前回の記事をいかに貼っておきますので、良かったらご確認ください。

dr-fire.hatenablog.jp

 

 

④ 精神症状と身体症状

ANにみられる精神症状を中核症状と周辺症状に分けると以下になります。

・中核症状:

 食や体重への過剰な拘り、過活動、疾病否認、ボディイメージの歪み

 

・周辺症状:

 気分不安定性、抑うつ、過敏、不眠、強迫性、人格変化、集中力低下、

 自己評価の低下、認知機能の低下、無気力、精神病症状

 

一方で、身体症状は以下のようなものが挙げられます。

 徐脈、低体重、低血圧、骨粗鬆症、汎血球減少、電解質異常、低血糖

 肝機能異常、心不全不整脈、う歯、消化管機能障害、歩行困難、

 甲状腺機能低下、無月経

 

ANは痩せることだけではなく、多様な症状を呈します。

抑うつによる自殺や不整脈など、致死的な症状を呈する場合もあります。

 

また、ANの75%は食行動以上の前に不安症を発症するとされています。

さらに、スウェーデンの研究では自閉スペクトラム症ASD)が28%で合併していました。(健常人口では12%です)

確かに、僕の経験でもANとASDの合併症例は1/4〜1/5でみられています。

 

ある大学生の女性は、「勉強しなきゃと思っていたら、食べることを忘れるようになってしまった」と言い、徐々に食べないようになったそうです。

いわゆる「自明性の喪失」によって摂食障害を呈するようになったのです。

 

⑤ 臨床における重要な点 その1

やはり、一番大事なのは超急性期における身体管理でしょう。

 

重篤な徐脈、低血圧、低血糖電解質異常を呈する場合は細心の注意が必要ですが、自覚症状に乏しく活動性を落としてくれない時が少なくありません。

その場合は、やむを得ず身体抑制を指示する場合があります。

 

疾病否認や治療拒否の背景には、身体感覚認知の障害が存在すると考えられています。

前頭葉の血流変化量を近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)で調べてみると、AN患者は健常者と比較して脳血流量変化量が低下している事が判明しています。

脳血流量の低下によって、社会適応困難の自覚が低下するようで、結果として病識の欠如や治療動機の形成困難につながると言われています。

 

要するに、「体が痩せると脳も痩せてしまう」という事でしょう。

 

⑥ 臨床における重要な点  その2

また、興味深いのは精神科作業療法において、編み物の表と裏を区別できない様子が時折みられます。

もちろん知的障害のない患者でも生じます。

 

こうした空間認知の障害によって、体型認知の障害(ボディイメージの障害)の基盤となっていると考えられています。

 

⑦ 臨床における重要な点 その3

さらに、やせ願望などの典型的な精神病理が存在しない症例もあります。

精神症状の背景に神経心理学的変化が存在しているのではないか?と考えれば説明がつくようです。

 

(3)ANは医療保護入院させていいのか?

よく議論になるのが、「ANは医療保護入院の対象となりうるのか?」ということです。

現実検討能力が乏しく本人の同意が得られない場合のみ、家族の同意に基づいて医療保護入院とする事がありますが、果たしてAN患者が精神障害者として捉える事ができるのか、という部分は結論が出ていない部分だと思います。

極端な話「自分の意志で、ただ食べる事を拒否しているだけ」とも言えます。

 

個人的な意見としては、完全に医療保護入院の対象だと思います。

確かに標準体重の70%前後の方だと、普通に疎通も可能ですし、ただ痩せている体格の人とも言えなくもないです。

 

ただ、標準体重の50%の人が救急搬送されたような場合は、疎通も困難です。

目も虚ろで表情も乏しく、完全に病的な状態と一瞬で分かります。

そんな状態でも「食べたくないです」「私は元気です」と言うのですから、

これは完全に医療の保護対象だ

これで入院させなかったら、この人は間違いなく死ぬ

と臨床現場では思われています。

 

(4)治療:アメリ

米国精神医学会のガイドライン(2009)では、カロリー負荷は30〜40kcal/kg/日から開始する事が推奨されています。

例えば、40kgの患者の場合、1,200〜1,600kcal/日になります。

後述しますが、日本よりも多いカロリーから開始されるようです。

 

体重が戻ることで、半飢餓に伴うほとんどの生理学的・心理学的異常は改善するとされており、まずは体重増加が第一優先とされます。

標準体重の85%を切る場合は、集中治療プログラムを利用せずに体重回復させるのは困難」とされており、厳密なカロリーコントロールを行いながらの体重増加を図ります。

 

米国では摂食障害の治療は非常に治療費がかかる疾患であり、カリフォルニア州の場合、1ヶ月の治療費は約375万円となります。

つまり半年入院すると2,000万円を超えてしまい、

摂食障害患者が2回入院すると自宅が無くなる

と言われています。

 

(5)治療:日本

① 重症度分類

日本の神経性食欲不振症のプライマリケアのためのガイドライン(2007)では、痩せの重症度が以下のように標準体重に対する割合で決められています。

・55%未満:内科的合併症の頻度が高い、入院による栄養療法の絶対適応

・55〜65%:最低限の日常生活にも支障がある、入院による栄養療法が適切

・65〜70%:軽労作の日常生活にも支障がある、自宅療養が望ましい

・70〜75%:敬老さの日常生活が可能、制限付き就学・就労の許可

・75%以上:通常の日常生活が可能、就学就労の許可

つまり、入院適応は65%のラインであり、75%を目指して体重増加を図るということです。

 

標準体重の50%未満の患者の6割で低血糖症状による意識障害を呈するとされています。

また、55〜65%では思考力低下や消化機能障害のため、一般的に摂食のみによる体重増加は困難となっており、入院にて点滴や胃管栄養による栄養療法が勧められます。

 

② 重症例

まず、重症例とはBMI<15や電解質異常をきたしている状況を指します。

こういう状況では、躊躇なく強制入院の適応とし、積極的な治療介入が必要となります。

 

この時期は疎通困難により精神療法的アプローチは全く意味をなさない事が多く、体重増加が第一優先となります。

カロリーと栄養面を同時にクリアするのは困難であるため、この時期はとにかく体重増加を最大目標としていいと思います。

 

③ 軽症例

次に、軽症例とはBMI≧15となった状況ですが、この時期は身体的な危機的状況は脱しているため、疾病教育やモチベーションの育成といった本人に任意性を重視していく事が治療方針として重要になっていきます。

 

因みに治療開始が早期(発症後3年未満)であるほど予後良好とされており、精神療法や認知行動療法の積極適応です。

まあ、これは当然といえば当然で、あくまで神経性(心因性なので、薬物療法というよりも精神療法や認知行動療法の治療対象になります。

 

ただ、食事や体型への強い拘りが持続する場合は、オランザピン2.5mg程度の少量の非定型抗精神病薬を投与することもあります。

拘りを和らげる目的と食欲増進という意味があります。

 

④ 慢性例

10年以上のAN遷延例だと、コミュニケーション技能などは高い方が多いのですが、セルフケアや社会的接触性のスコアは慢性期統合失調症と同等の障害となる事が少なくありません。

また、深刻な抑うつQOLの低下、無価値感を呈することもあり、治療介入が非常に困難となります。

 

この場合、中核症状の治療(体重回復)を目指すのではなく、慢性疾患としての障害を最小限に留め、個人的・社会的コストを減らしてあげることが最大目標となります。

 

(6)まとめ

いかがでしたか?

正直、神経性やせ症は身体管理がしっかり行える規模の総合病院でなければ、なかなか経験できない精神疾患かと思います。

多彩な精神症状に加え、身体症状が困難を極める症例も数多くみられ、精神科医として一度は経験しておいた方が良い疾患だと思います。

 

【第57回】神経性やせ症①:総論

こんにちは、Dr. KKです。

今回は神経性やせ症の総論についてまとめようと思います。

 

(1)摂食障害とは?

まず、摂食障害の病型分類をDSM-5で確認すると、以下のようになります。

① 神経性やせ症

 ・制限型

 ・過食 排出型

② 回避 制限性食物摂取症

③ 神経性過食症

④ 過食性障害

 

このうち、①と②は体重減少をきたし、③と④は正常体重〜むしろやや体重増加がみられることが多いとされています。

しかし、1症例の中でも次々に病像が変化していくことも多いので(Cross-Overと言います)、こうした病型分類は治療の役には立たないという意見もあります。

 

今回は、最もポピュラーなのは神経性やせ症なので、今回は神経性やせ症をピックアップしていきます。

 

(2)神経性やせ症とは?

英語ではAnorexia Nervosa(AN)と言います。

 

病的なるい痩に加え、体重増加や体重維持の拒否、さらなる痩せ願望や体重増加への恐怖自己評価に体重や体型が大きく影響し、低体重の危険を否認するような状態です。

 

Body Image(視覚的自己像・恐らく他者像も障害されています)の認知処理機構や食欲調節機構の機能失調、性格変化もよく挙げられる症状ですね。

既に病的に痩せているのに、本人は

まだまだ。ここに脂肪がついている

などと言って、二の腕の皮膚を引っ張ったりします。

 

食欲調整機構の機能失調の患者さんは、

お腹が空いているのか、もうお腹一杯なのかが分からなくなった

という事があります。

規則正しい食事を重ねていくことでこうした機能失調はある程度改善してくるのですが、この機能失調によって食事摂取量がなかなか改善しない事が多いです。

 

なお、気分障害うつ病など)、強迫症、社会不安症といった他の精神疾患を合併する場合もあります。

ある患者さんで、割と経過良好で3ヶ月程度で退院できた女性がいたのですが、数ヶ月後に上京して、飛び降り自殺をしたと警察から連絡があった事があります。

かなりショックだったのですが、やはり気分障害の合併も多いなと感じました。

 

※昔は「無月経」も診断基準に入っていたのですが、個人差が大きい身体症状であるため、DSM-5からは外れました。

 

こうした症状が遷延することにより、二次的に身体機能・社会機能・心理機能に大きな障害を生じてしまいますが、本人の病識が乏しいことが多く、医療機関の受診を拒否する場合が多いです。

 

① 疫学

男女比は1:9です。

今まで男性の神経性やせ症の人は1例しか見た事がありませんが、その人は発達特性がかなり強く、筋肉質な体型への強い拘りが強く、痩せて筋肉が表面化することで満足感を得てしまう人でした。

まあ、そういう症例もごく稀にいますが、大抵は女性です。

 

また、15〜22歳の女性の約1%が罹患すると言われています。

思った以上に多い印象ですね…

1%となると、統合失調症の発症率とほぼ同等ですね。

 

10年死亡率はなんと5%、一般人口と比較した自殺率は56.9倍となっています。

指導医には「最も生命予後の悪い精神疾患」と習いました。

つまり、たかが痩せ、と考えるのは危険だということです。

 

② 推察される病態

遺伝的素因に発達過程、特に思春期に伴う身体的・心理的変化や文化社会的背景が強く関与しているとされています。

思春期の文化社会的背景となりうるのは、やはり家庭と学校生活なので、やはり本疾患の背景にはこうした人間関係における認知構造の歪みが原因になるようです。

 

なお、発症後の飢餓状態は中枢神経系に影響を与え、症状・障害を固定化してしまうため、なるべく早期のうちに対応していく必要があります。

 

ミネソタ飢餓実験

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今なら絶対出来ない貴重な人体実験…

よく摂食障害の患者さんに、

痩せると誰でもみんな同じような状態に陥ってしまう

例として挙げる内容なのですが、1944年から約1年間に渡ってアメリカのミネソタ大学で行われた人体実験が衝撃的なので、この記事でも書こうと思います。

 

第二次世界大戦中、アメリカはナチスドイツに収容されていたユダヤ人を救出するための準備を行っていました。

その時、

「おそらく収容されているユダヤ人は極度のるい痩状態だろう」

極度のるい痩患者は一体どんな心理状態・身体状態なんだろう…

というデータが乏しかったのです。

 

そこで、退役軍人から志願者を募り、100人の屈強な男性に対して24週間の食事制限を行い、25%のやせを負荷しました。

すると、被験者の多くが聴覚過敏・倦怠感・規範意識の低下・過活動・将来への展望喪失・興味関心の低下・抑うつ・不安焦燥・性欲減退を自覚したそうです。

これにより、るい痩状態の時は誰もが同様の症状に苦しむことになる事が証明されました。

 

今回はこの辺で終わろうと思います。

次回は症候や治療について考えていきたいと思います。

【第56回】2021年度の自己評価:ギリギリ目標到達!!

 

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昨年度の資産運用は着実な伸びを見せました!

こんにちは、Dr. KKです。

今回は2021年度の資産推移の総括を書いていこうと思います。

(1)資産推移

まず、今年度の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:1,182,412円+332,417円:+39.10%

 

・毎月5日:10,000円(eMAXIS Slim 全世界株式 オールカントリー)

 →合計:326,356円+26,356円:+8.78%

 

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:5,613,739円+863,739円:+18.18%

 

・投資合計金額(先月比:+1,130,239円

 →合計:7,122,507円

 

(2)現金推移

また、今年度の現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:+2,684,184円(貯蓄率:18.6%)

 

●収入合計:14,449,107円

●支出:11,764,923円

 

●現金合計金額:9,162,344円

 

(3)2021年度の家計総括

資産全体で見ると、昨年度はギリギリ1,600万円に到達できました!

 

まず投資推移ですが、昨年度の5月7日から積立NISA以上の余剰金を投資に回し始めたのが大きかったと思います。

幸いなことに、コロナショックによって上昇した米国経済の波にギリギリ乗れたこともあり、昨年度は投資資産が一気に増加していきました。

 

このブログを始めることになったきっかけも、やはりこの成功が影響したと思います。

 

2022年に入ってからは、全世界株にも分散投資を始めました。

毎日値動きのメールが来るので、ちょこちょこ確認していましたが、やはり現時点では全世界株の成長曲線は米国株に劣ります

ロシアによるウクライナ侵攻の影響もかなり大きく受けているのは、当然全世界株の方ですが、侵攻前もそこまで伸び率は期待できないと思いました。

 

とはいえ、これはあくまで分散投資目的であり、いずれは米国株:全世界株を1:1で投資したいと思っています。

以前、Twitterでも書きましたが、この配分で投資すると、全世界株も大部分が米国株が占めているため、全体では8割が米国株となるポートフォリオが完成します。

 

資産運用において、米国株をメインに持ってくるのは王道中の王道であるため、米国株8割という割合が僕にとっては最もしっくり来ます

ちょっとは他国にも分散させてるけど、基本的には米国だよね

こんな感じでカジュアルに構えているつもりです(笑)

 

現在は積立NISAも含めると、米国株:全世界株≒3:1であるため、2023年1月からは更に毎月10万円を全世界株に投資していく予定です。

 

次に現金推移ですが、こちらは本当に苦しかったです。

まず、車を夫婦それぞれ買い替えたのが大きかったです。

更に引っ越しも重なったこともあり、これらだけで400万円も飛んでいきました

 

それでも何とか支出削減を工夫して、上記内容以外だと家族でいつも通りの700万円ほどの支出なので、まあこういう1年もあるでしょう!

 

(4)2022年度の目標:全体2,130万円、現金1,040万円、投資1,090万円

今年度は、現金資産を投資資産が越える予定です。

今年度は投資額が500万近いので、多少経済が傾いても目標額は余裕で達成できると思っています。

達成しやすい目標を立てるのが、継続のコツだと思っています。

 

ただ、今年度末ももしかしたら医局の人事で引っ越しになりそうなので、また100万円かかると思うと、「はぁ…」と溜め息が出ます…

とりあえず、今年度も750万円程度の支出で逃げ切りたいと思います!