医者が2030年にサイドFIREするブログ

2021年度目標:現金 1,050万円、株式 600万円

【第15回】サイドFIRE・FIREにおける医師ブロガー5名のご紹介

 

こんにちは、Dr. KKです。

今回は僕以外の医師でサイドFIREを目指している、もしくは既にサイドFIREを達成されている5人の医師のブログをご紹介しようと思います。

 

また、彼らの共通点と相違点、それらを踏まえた上で僕なりの考えを書いていこうと思います。

 

(1)医師から始めるサイドFIRE生活

kanchanblog.com

 

Kanchanさんは37歳(医師13年目)の消化器内科医で消化器奥様と娘さんの3人家族だそうです。現在は内科・在宅・内視鏡・研修指導がメインのフリーランス医師で、2021年には資産5000万を築き、自身が既にサイドFIREしている事に気がついたそうです。

 

また、サイドFIREに対する心得をかなり明確に持っていらっしゃる方で、家計の把握、分散投資、負債形成や医師としてのプライドに注意するなど、大賛成の意見が多い印象です。

 

前段階としてフリーランス医師になってみて、自由な時間は沢山できました。

夜もよく眠れるようになりました。

家族、子供と一緒に過ごせる時間が増えました。

コロナ禍で外出、旅行は減りました。

身体は楽になりましたが、社会で自分だけ楽をしているような「自責思考の罠」に嵌りかけました

同時期に受けた検診で、びらん性胃炎を初めて認めたことと無関係ではないように思います。

自分の価値観と向き合う時間を増やして、自分を許す練習をしたりもしました

 

やはり、サイドFIREにより精神的余裕が生まれるようです。

僕も2030年までにサイドFIREを達成し、自分のため、家族のための人生を使いたいです。

しかし、やはり自責の念が生まれたようで、そういった気持ちと上手く歩んでいく必要がありそうです。

 

(2)医師による医師のためのお金の話

deppfinancialacademy.com

 

デップさん東京都内で産婦人科医をされているようです。 結婚・出産を機にお金の勉強を始め、節約・節税・投資を開始したみたいです。デップさんは「医師はFIREを目指すべきだが目標にする必要はない」と考えているようで「自分が目指す理想の医師像を見失ってはいけない」という強い意志のもとでFIREを目指しているようです。

 

誰もが目的を持って医師になったはずです。

「人を救いたいから」「親が医師だから」「お金持ちになりたいから」

目的は人それぞれですが、その目的と理想の医師像をFIREのために見失ってはいけないと思います。

私はお産に感動して産婦人科医になり、今は充実した日々を送っています。

正直忙しくて大変なこともよくありますが、後悔したり辞めたいと思ったことはありません。

 

FIREを目指し始めた今もその気持ちは変わりません。

FIREするために医師のプライドを捨てる必要はないと思っています

確かにプライドを捨てて医師という武器を最大限に活かしてお金を稼ぎまくり、早々にFIREを達成することはできます。

このような働き方を目標にするのも全然ありだと思います。

しかし、遠回りにはなってしまうかもしれませんが、自分が求める働き方でも医師なら必ずFIREできると思います。

そのポテンシャルが医師という高収入な職業には備わっているからです。

 

医師を全うしながら並行してFIREの準備をする。
FIREできる状態になっても納得がいくまで現役医師であり続ける。


このようなスタイルをすべての医師が目指してもいいのではないかと思います。

 

非常に素晴らしいお考えの方です。「医師としての誇りを持ったままでもFIREは可能」という考えであり、僕もそう考えており、精神科医としての専門性を保ったままサイドFIREを目指していく予定です。

ただ、完全なFIREを目指す場合はやはり医師としての仕事はなくなるわけですが、僕は「医師は皆サイドFIREを目指し、医師としての仕事は続けるべき」と考えているので、サイドFIREであれば医師としてのプライドを失うことはなさそうです。

 

(3)整形外科Dr. オルソ100%の生き方カルテ

ortho100p.com

 

オルソ100%さんは30代の整形外科医で、ご家族もいらっしゃるようです。
自身の専門分野に集中するためサイドFIREを目指しているようで、主にインデックス投資&高配当ETFで2018年頃から資産形成しているそうです。

 

オルソ100%さんは自身の造語で「FINER:Financial Independence, Not Early Retirement」つまり、早期退職せずに経済的自立を目指しているようです。

 

キャリアアップを目指す志の高い医師にとっては海外留学・論文執筆・学会活動など多くのお金が必要になります。

そこで給料を得るために通常業務に加えて、救急当直や休日外来などのアルバイトを余分にする選択肢を取ります。 

すると自分の体力・家族との時間を犠牲にして働き続けることになり、若いときは良いのですが、段々と体力的にきつくなってきます。

時に体調を壊したり、精神的につらくなり、そこまで頑張る必要があるのかと次第にキャリアアップのモチベーションが下がってしまう可能性があります。

 

医師に限らず、他の職種でも、お金に縛られることなく、健康的に自分の好きな仕事・キャリアアップに集中する働き方があってもいいのではないかと思っています。

若いうちから資産形成をしてお金の不安を取り除き、お金のためではなく、患者さんのため・家族のため・自分のために働くことに専念できれば充実した医師人生が送れるのではないかと思います。

仕事がつらくなったり、やり切ったと思ったらその時にリタイアしてもいいしね。

 

「FIREを目指す」というと、倹約生活でイヤな就労から逃げ出すというイメージがあったので、「FINERを目指す」という方が仕事に対して前向きでしっくりきのです。

 

オルソ100%さんは、医師としてのキャリアアップを目的とした経済的自立を目指しているようです。

確かに、日本は医師としての収入をある程度確保したまま研究や専門を究めるのが難しい国だと思います。

 

自身の仕事により集中するためのFIRE、いえFINERを目指すというのも一つの選択肢ですね!自分の時間を作るための経済的自立なので、達成後に生まれた時間を自分の好きな事に使うという点では共通していると言えます。

 

(4)ゆったり精神科医ライフ

dr.mental-search.com

 

このブロガーさんは30代の精神科医で奥様と小学生のお子さんと3人家族だそうです。

僕と同様に精神科医で、既に2021年10月に転職の面接を受けられたそうです。

「もっとカジュアルにFIREを考えても良いんじゃないか?」という記事や、「医師の不養生」など、僕とかなり似た考えの先生のように感じました

 

特に「FIRE前のOne More Year Syndromeに注意」という記事は非常に共感できる部分が多く、だからこそ僕は2030年という明確な期限を設けています。

 

dr.mental-search.com

 

この先生のブログは最もシンパシーを感じたため、これからも読んでいきたいと思っています。

 

(5)40代でアーリーリタイア医師が考える幸せ論

fire-earlyretire.com

 

最後にご紹介するのは内山 直さんのブログです。

内山 直という名前はペンネームだそうで、皮膚科医をされており、奥様とお子さん2人の4人家族だそうです。

2016年(47歳)に自院を後輩に譲り、セミリタイア生活に入ったそうです。
本当は完全リタイアをする予定だったそうですが、贔屓にしてくれる患者さんを引き続き診察するため、週に4時間のみクリニックで診察を続けているそうです。自身の生き方や幸福論について書籍を出版されているようです。

既にセミリタイアされており、セミリタイア後の生活について毎日更新されています。

内山さんは株を短中期的に売買し資産形成しているようです。

fire-earlyretire.com

 

自著ではさらりと流したが、この「下落局面では神経がもたないかもしれません」の部分を僕は重視していて、というのもインデックス投資という普通に考えたら負けようがない投資で損をしてしまう人がいるのは、下落局面で狼狽した挙句、後で冷静に考えたら絶対に売るべきではないタイミングで投げてしまうからだと考えている。


想像してみてほしい。たとえばここ5年以内にインデックス積み立て投資を始め、順調に利益を得ているような場合、今後、一旦利益が帳消し、あるいはマイナスになるような下落を経験する可能性は決して低くない。
その時、「自分は長期投資だからこれでいいんだ」と納得できるか、あるいは「こんなことなら株高の時に少し売っておけばよかったな」と後悔するか?

 

僕の場合は多少タイミング売買をしたほうが楽しく、精神的に楽なので、それが多少うまくいかなかったとしても、結果として大失敗につながる可能性は低いように思えるのだ
だから将来、「全部持ちっぱなしのほうが利益も大きそうだし、精神的に楽だな。タイミング売買は疲れる!」と考えるようになれば、たとえそれまでのタイミング売買でうまくいっていたとしても、Tさんがお薦めする長期投資に乗り換えることになる。


その投資法が自分にとって快適であるかどうか?
これは多くの人が見逃している、意外と重要な投資の肝だと考えている。

 

とおっしゃっており、自分が納得のいく範囲内で株式の売買を楽しんでいるようですね。もちろん別の記事でインデックス投資の安全性にも言及されています。

仕事も自分を懇意にしてくれている患者さんのために週に半日だけの勤務のため、いずれにおいても「非常に人生を楽しまれている方」と言えそうです。

正直まだ僕は内山さんの領域までは達せられる未来予想図が見えてきていませんが、「人生を楽しむ」という点については非常に参考になるブログです!

 

(6)皆さんの共通点と相違点、自分なりの考え

以上5人の先生のブログをご紹介させて頂きましたが、皆さんに共通しているのは「自己実現のために経済的自立を目指している」ということです。

これまで大変だった医師としての仕事を少し落ち着かせて、家族との時間を優先したり、自分の研究に打ち込むなど、仕事に対する向き合い方や時間の使い方は相違点だと思います。

 

医師が自分の好きなように時間を使うというのは、当然減収を意味しています。医師の世帯の生活水準は決して低くはありません。

そのような状況での減収は看過出来ない家庭が多いのではないでしょうか?

せめて生活費の半分でも資産運用によって賄えるようになれば、時間的にも精神的にも余裕が生まれます

 

まだサイドFIREを達成されていない先生や、既にほぼ完全FIREを達成されている先生もいらっしゃいますが、今後のブログを読んでいくうちに先生方の考え方や生き方に変化がみられるかもしれない、と考えています。

FIREに飽きる可能性、結局なかなかサイドFIREに踏み切れない可能性など、FIREやサイドFIREにおける問題点や修正点などをこまめにチェックできたらなと思います。

【第14回】楽天経済圏はまだ有利か?

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これからも僕は楽天とともに生きていきます!

こんにちは、Dr. KKです。

今回は僕が愛用している楽天経済圏が徐々に改悪化していっているので、「楽天経済圏は未だに有利なのか?」という事について吟味していこうと思います。

 

 

(1)楽天経済圏とは?

楽天経済圏とは、楽天グループが提供しているサービスのことを指し、これらのサービスを中心に生活することによって楽天ポイントを効率良く獲得できる様になります。

しかし、ここ最近徐々に楽天経済圏の特典ルールが改悪、つまりポイント効率が悪くなっていっているのです。

 

原因はいくつか考えられますが、最も考えられる理由は「楽天がモバイル事業で多額の負債を抱えている」という事です。

楽天はモバイル事業を2018年より開始しましたが、2021年12月期は1,141億円の赤字っています。

モバイル事業の負債を楽天ポイントの特典ルールを改悪化することで、幾らか補おうとしているようです。

 

 

(2)楽天経済圏を抜ける選択肢はないのか?

経済圏を抜けるには、相当のスイッチングコストがかかります

つまり、あらゆるサービスを別の経済圏にお引越しする訳なので、楽天に様々な書類を提出して利用中止し、別の経済圏に多くの書類を提出して新たに開始するというこの手間が、楽天経済圏を抜けられない大きな理由になってきます。

楽天グループも、これまでの素晴らしい特典ルールで楽天経済圏に多くの利用者を囲えたこのタイミングで徐々に改悪化しても、このスイッチングコストにより利用者減少は最小限に抑えられると考えているようです。

 

ただ、後述のように楽天経済圏が改悪したとはいえ、その他の経済圏(PayPay経済圏やDポイント経済圏など)とまだまだ引けを取らないサービスが多いため、個人的には楽天経済圏のまま様子を見ていこうと思っています。

 

また、その他の経済圏も徐々に改悪化する事が予想されます。例えばPayPayのQRコードによる決済手数料もまもなく発生します。圧倒的な優遇サービスはいつか終焉を迎えます。最終的にはいずれの経済圏でも、同様の優遇レベルに落ち着くと予想しています。

 

 

(3)今年度までの楽天経済圏の改悪点

楽天カード

www.rakuten-card.co.jp

・改悪時期:2021年6月1日から

・改悪部分:公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントは

【変更前】100円利用につき1ポイント (1%ポイント還元)
【変更後】500円利用につき1ポイント(0.2%ポイント還元)

 

電気、ガス、水道といった光熱費も元々クレジット決済で1%ポイント還元していましたが、ここを改悪してくるとは…とはいえ、僕の家では年間30万円近く光熱費にかかっていますが、改悪による損失は2,400円程度です。

 

楽天ゴールドカード

www.rakuten-card.co.jp

・改悪時期:2021年4月1日から

・改悪部分:楽天ゴールドカードを使って楽天市場で買い物すると

【変更前】ポイント+4倍
【変更後】ポイント+2倍

楽天プレミアムカードは引き続きポイント+4倍

 

僕にとってはこれが1番の痛手です。僕の家では、楽天市場は年間30万円程度利用していますが、6,000円程度の損失になります。

楽天プレミアムカードに変更すれば、これまでのサービスが引き続き受けられますが、年会費が11,000円(税込)なので、楽天市場の買い物で元を取るためには約55万円の利用が必要となります。

これから更に給与が増えた場合、ふるさと納税額が上昇するはずなので、それで55万円が期待出来るようになってからアップグレードしようと思います。

www.rakuten-card.co.jp

 

楽天でんき

energy.rakuten.co.jp

・改悪時期:2021年6月1日から

・改悪部分:楽天でんきに加入・利用で

【変更前】ポイント+0.5倍
【変更後】SPU対象外

 

これもなかなか痛い改悪です。僕の家では、改悪による損失は1,500円程度になります。

 

楽天ペイ

pay.rakuten.co.jp

・改悪時期:2021年2月1日から

・改悪部分:オンライン決済の利用獲得ポイントが

【変更前】
楽天カード:100円利用につき2ポイント(2%ポイント還元)
楽天カード以外:100円利用につき1ポイント(1%ポイント還元)
【変更後】
楽天カード:100円利用につき1ポイント(1%ポイント還元)
楽天カード以外:ポイント付与無し

 

これもなかなかな改悪ポイントですね。僕の家では僕しか利用していませんが、コンビニなどで年間20万円程度利用しているため、ここでも2,000円程度の損失となります。

 

⑤ お買い物マラソン

event.rakuten.co.jp

・改悪時期:2021年2月1日から

・改悪部分:キャンペーンによるポイント獲得上限が

【変更前】10,000ポイント
【変更後】7,000ポイント

 

これは僕に取って何の影響もありません。影響を受けるのはお買い物マラソンの時期に数万円も一気に利用する人のみです。正直僕は利用しても2〜3万円程度のため、上限に到達しません。

 

楽天ビューティ

beauty.rakuten.co.jp

・改悪時期:2021年11月1日から

・改悪部分:美容室・マッサージの月1回ネット予約(3,000円以上)で

【変更前】ポイント+1倍
【変更後】ポイント+0.5倍

 

これもやや痛手です。毎回楽天ビューティから予約できる場所を選んでいたので、年間1,000〜1,500円程度の損失です。

 

以上の改悪により、僕の家では年間13,000〜14,000円分のポイント損失になりそうです。このように計算してみると、確かに痛いですね…

 

 

(4)今後も楽天経済圏を利用するメリット

これだけ改悪しても楽天経済圏を利用するメリットは「楽天ふるさと納税」「楽天証券」「楽天SPU(スーパーポイントアップ)」があります。

 

楽天ふるさと納税

event.rakuten.co.jp

楽天市場では楽天ふるさと納税が利用できるため、医師は給与所得が平均よりも大幅に多いため、ふるさと納税による恩恵を受けやすく、一気に楽天ポイント獲得できます。

 

楽天証券

www.rakuten-sec.co.jp

また、楽天証券ではその楽天ポイントを利用できるのは非常に大きいメリットと言えます。ポイントは貯めずにどんどん使っていく方が良いです。ポイントが貯まっていくと、貯める事自体に快感を感じるようになり、無駄な出費が増えてしまいがちです。

ただ、ポイントを使うとなると楽天市場で何かしらを購入したり、楽天モバイル楽天ひかりの決済で利用する必要がありますが、もしこれらのサービスを利用していないのであれば楽天証券での資産運用に使ってしまうというのが最も有効かと思います。

 

楽天SPU

event.rakuten.co.jp

楽天経済圏の最も大きなメリットはやSPU(スーパーポイントアップ)です。

現在の最大ポイントは15.5倍です。

(11月1日から楽天ビューティの改悪により15倍へ下がりますが…)

この還元率は楽天ふるさと納税楽天証券を考慮すると、他の経済圏を凌いでいます。

 

改悪具合をこまめにチェックしながら、これからも楽天経済圏をフル活用していこうと思います。

【第13回】子供の心配と医者としての不安

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AIに仕事を奪われる子どもたちが将来増加する!?

こんにちは、Dr. KKです。

今回は以前記事にした「『学力』の経済学を読んで」で若干お話をしたこの書籍をご紹介しようと思います。

 

 

※以前の記事もご覧になって頂けると幸いです。

 

dr-fire.hatenablog.jp

 

(1)基本情報

筆者の新井 紀子さんは国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授で、数理論理学や遠隔教育を専門にされています。どうやらAI(Artificial Inteligence:人工知能)は専門ではないようです。何やら難しい専門分野ですが、要するに数学者でありながら教育者でもあり、「AIは東大受験に合格できるのか?」という壮大なプロジェクト「東ロボくん」の作成者でもあります。

 

調べてみると、元々は一橋大学法学部出身で数学は大の苦手だったようですが、大学の授業で数学の楽しさを知り、イリノイ大学数学科に留学し優秀な成績を修めたようです。すごい方針転換ですね!本書は2018年発刊で、発行部数累計30万部のベストセラーとなっています。

 

帯の内容の通り、「今後AIに仕事を奪われる可能性がある」という定番の煽り文句ではありますが、実際東ロボくん作成者がどのような根拠を持って警鐘を鳴らしているのか気になって読んでみました。

 

 

(2)要旨

本書はAIに侵食され得る人間の仕事と、今後取るべき対応について、著者の経験に基づいて論じられています。

数学者であり教育者である著者は「読解力が最重要能力である」と位置付けていますが、「研究では人間が読解力を獲得する過程は未だに解明出来ていない」としています。読解習慣、学習習慣、得意科目などとも相関関係が示せなかったそうです。

 

また、「現在のAIは読解力を獲得出来ない」という結論に達していますが、そのAIに対抗できるレベルの読解力を持つ人間の少なさを憂いています。

特に基礎的読解力テストの内容は興味深かったです!この後詳細を記します。

 

読解力とは外的情報に対する理解力を指すと思いますが、社会で生きていくためには正しい情報の獲得力や得た知識の実践力も必要だと思いました。

 

 

(3)AIは何ができるのか?

まずはAIとは何を意味するのかから考えていきましょう。

AI(Artificial Intelligence)を我々が想像する時、自ら考え行動し、人間をも凌駕するような発想を持つ機械が頭に浮かんで来るのではないしょうか?

最近巷で「AIが成長している」とは言いますが、残念ながら現時点でそういう段階には至っていません。

 

そもそもAIが得意とする技術は自然言語処理、音声処理、音声合成、画像処理の4つと言われています。

これらを統計や確率を用いて未来予測しているのですが、著者は今のAIの方向性ではシンギュラリティは絶対来ないと言及しています。

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、簡単に言えば「人間の能力を超える瞬間」だと思って下さい。

つまり著者は「AIには出来ない事がある」と考えているようです。

 

 

(4)AIの歴史

実はAIの歴史は古く、1960年代からAIの構想はありました。

1960年代に第1次AIブームが起き、簡単な計算で推論を行うものが完成しましたが、当時はPCで行える計算量は微々たるものだったため、まもなく限界が来ました。

 

第2次AIブームは1980年代に訪れました。この時の技術をエキスパートシステムと言い、収集できる情報量が格段に増えたことによって、与えられた専門知識には何とか答えられるようになりました。

 

しかし人間の感情や、時代の社会情勢や常識には対応できず、臨機応変に対応するという柔軟さが課題として浮き彫りとなりました。

 

2010年代に到来した第3次AIブームでは機械学習がメインでした。

大量の画像を読み込ませることで、人物認証が可能となり、大量の知識を詰め込む事でクイズでも人間に勝利するようになりました。

 

その際に計画されたのが「東ロボくんプロジェクト」です。

 

 

(5)東ロボくんは東大に一生合格できない!?

著者はこのプロジェクトは「東大受験に合格できるか?」ではなかったと言います。なんとなぜAIには東大に合格できないのか?」を研究するプロジェクトとして考えていたようです。

 

AIに受験勉強を教え込ませて判明したのは、AIには得意教科と不得意教科が存在する事でした。世界史や数学など、計算力や単純暗記による回答が求められるものはAIが非常に得意としていました。

しかし、英語や国語など読解力が必要な教科では、どんなに機械学習を繰り返しても到底東大に合格できる記述力は習得できなかったのです。

 

しかし、ここで安心してはならず、何とMARCHレベルの大学受験には合格できるようになったのです。これらの大学入試はマーク式であるため、ある程度統計的に選択肢を吟味できたようです。

MARCHは偏差値でいえば60前後とされています。偏差値60は人間の上位15%に位置し、AIも既にこのレベルには到達しているという事です。

 

 

(6)AIは言葉の意味を理解していない

ではなぜ、AIには英語や国語の能力が身に付かなかったのでしょう?

この答えとして、我々のスマホでSiriやGoogleに「この近くのイタリアンの店を教えて」と聞いてみましょう。

当然、スマホはイタリアンレストランを列挙してくれます。(実に便利な世の中!)

 

では次に、「この近くのイタリアン以外の店を教えて」と聞いてみて下さい。

驚くべきことに、先ほどと殆ど同じ場所を勧めてきます。

つまり、AIは「以外」という言葉の意味を全く理解しておらず、「近く」「イタリアン」という単語のみで判断しているということになります。

「以外」という言葉は統計的にも、意味的にも弾かれてしまうのです。

 

この他にも「岡山と広島に行った」「岡田と広島に行った」の意味の違いも理解できておらず、この文章をGoogle翻訳に入れてみると県名なのか、人物名なのか理解していない事が分かります。

 

つまりAIは膨大な情報量を元に、ひたすら計算しているだけに過ぎないのです。

数学では論理、確率、統計しか計算できないので、「太郎は花子が好き」などの抽象的な概念は全く理解できないのです。

 

 

(7)それでも仕事は奪われる

しかし、「じゃあもう一安心」という訳にはいかず、そんな単純計算機であるAIに間違いなく奪われる仕事があります

 

いわゆる事務や経理は真っ先に奪われると予想されています。一方でAIに奪われにくい仕事として、コミュニケーション能力や読解力が必要とされる職業が挙げられます。営業や小説家などはなかなか代替できないと思います。

 

因みに医師の仕事も半分くらいは奪われると僕は思っています。ただ、それは半分の医師が職を失うというわけではなく、仕事の半分を任せられるようになる、という事です。

つまり、内科であれば診断はAIの方が精度は高くなるかと思いますが、臨床ではそれだけが仕事ではなく、内服アドヒアランスが悪い患者さんの要望を聞いてあげるなど、人間同士だからこそ共感できる部分は、医師自身がしっかりコミュニケーションを取って対応していくことになると思います。

そういう意味では、精神科は今後無くなりづらい診療科だと考えています。

 

このようにAIが代替する領域は、我々が想像する以上に遥かに広いのですが、であるならば、「我々は今後AIが出来ない仕事が出来るのか?」、つまり「意味を理解する仕事は出来るのか?」という問題提起を著者は行っています。

 

 

(8)基礎的読解力テスト(RST)の結果が悲惨なことに…

著者は「今の大学生はどの程度の読解力があるのだろう?」と思い、以下の問題を出題してみました。

【問】偶数と奇数を足した答えはどうなるか。

   次の選択肢から正しいものを選び、その理由を答えよ。

(a)いつも必ず偶数になる

(b)いつも必ず奇数になる

(c)奇数になることも偶数になることもある

 

 

正答は「偶数を2m、奇数を2n+1とおくと、偶数+奇数は2(m+n)+1になるから偶数+奇数は必ず奇数となる…答えはb」となります。

大学受験を経験した方は「あ、懐かしいな」と思う人が多いかと思います。

 

典型的な誤答として「偶数を2m、奇数を2m+1として偶数+奇数は2m+1になるから偶数+奇数は必ず奇数」だったそうです。

別に2数は連動しなくて良いので別々の文字でおく必要がある、という誤答しても仕方ないかな、思える内容なのですが、実はこの問題の正答率はたった34%だったそうです。

中には「2+3=5、4+5=9、このように…(以下略)」という、普遍性に全く言及する事が出来ていない解答も解答も散見された様です。

著者はこの問題を「人生を左右する問題」と表現しています。

 

実はこの問題、国立大学の偏差値と正答率が明確な相関を示した様です。

実は、私立大学だと早稲田大学慶應義塾大学のような高学歴とされているような大学であっても、典型的な誤答が最も多かったそうで、これはやはり記述式かマーク式かという受験形式が関係していると思われます。

 

この結果に愕然とした著者は「もしかすると、若者たちの読解力は想像以上に低いのかもしれない」と考え、大学生たちにRST(Reading Skill Test)を受験させてみたのです。

https://www.s4e.jp/example

例題を以下に示します。

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f:id:CouchDrKK:20211015185725p:plainご覧のように常識的な問題ばかりが出題されていますが、大学生のおよそ3人に1人が不合格だったそうです。

このRSTの結果も大学の偏差値と強い相関を示したそうです。

 

RSTを高校生以下の学生にも解かせてみたところ、高校生では正答率は上昇せず、中学生では学年が上がる毎に緩やかな上昇傾向を示したようです。つまり「読解力は中学生までで決まってしまう」という事です。

高校生以下でも学校の偏差値と正答率には強い相関を示したそうです。

 

 

(9)やはり子供の教育は重要

これだけ学力と相関していることは判明したのですが、どんなに調べても「読解力の身につけ方」や「読解力がある人の特徴」などは判明しなかったそうです。

読解習慣や学習習慣、得意科目にも相関せず、唯一相関したのが「学力の偏差値のみ」だった様です。そして「読解力は中学生までで決まってしまう」という恐ろしい結果が出ています。

 

僕は決して受験勉強だけが全てとは思っていません。娘もできれば普通の公立小学校に通わせたいと思っています。

しかし、今後の社会で生きていける子供に育ってもらうためには、勉学のフォローはしっかり行う必要があるな、と本書を読んで思いました。

【第12回】家計簿管理アプリのすすめ

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※マネーフォワードの案件ではありません(笑)

 

こんにちは、Dr. KKです。

今回は僕が重用している家計簿アプリをご紹介しようと思います。

 

(1)そもそも家計簿管理は必要なのか?

医師の方でご自身あるいは配偶者がきっちり家計簿管理されてる方はかなり少ないのではないかと思います。

 

kakeiken.jp

家計経済研究所によると、子供がいる親が30〜50代の世帯で定期的に家計簿をつけているのは僅か23.2%だそうです。日々の業務が繁忙な医師の場合だともっと低くなるかと思います。

 

家計簿をつける最大のメリットは、自分が何にお金を使っているのかを把握できる事です。

当然のメリットではありますがこれが一番重要で、皆さんは自分が先月何に一番お金を使ったのか答えられますか?

 

家計簿をつけると思わぬ支出額にびっくりする事があります。

先月使いすぎたら今月は抑え気味にする。

これって毎日体重計に乗るのと近い感覚だと思います!

 

お金を貯める最大の秘訣は「支出を抑える事」です。

まずは自分の支出管理から始めてみましょう。

 

 

(2)家計簿管理の時間的・精神的負担

とは言え、なかなか家計簿をつけるまで重い腰が上がらないですよね。

 

「いちいち紙に記録するの面倒」

「アプリでも毎回手入力するの面倒」

「毎日何十分も家計簿に時間割けない」

「頭である程度把握してたら良くない?」

 

など仰る方が多いのですが、家計簿アプリでの管理だと毎日つける必要がありませんし、そもそも殆どの記録は自動で入力されていきます。

 

家計簿アプリとクレジットカードやバーコード・QRコード決済を同期させる事により、それらを通して支払ったものは全て自動で入力されます。

我々が手入力しなければならないのは、実際に現金で支払った物だけで良いので、それなら1週間に1回10分程度の確認で十分です。

 

逆に言えば、クレジットカードやバーコード・QRコードの登録が家計簿アプリの最大の山場かと思います。

どのクレジットカードがお勧めか、などは後日ご紹介したいと思います。

 

 

(3)アプリ選択時に吟味すべき3点

では家計簿アプリを使う上でどのアプリを使えば良いのか、以下の3点で評価して頂いたらと思います。

 

① 利便性

まずは使いやすさだと思います。どんなに精密な管理が行えるとしても、一目で何に使ったか分かるような利便性でなければ継続利用する気にならないかと思います。

 

② 無料の範囲、有料化による拡大範囲

正直最初は無料の範囲内で利用して、どのくらい使いやすいか判断したい方が多いのではないでしょうか?

という事で、無料でどこまで管理できて、課金によりどの機能が拡充されるのかという点も重要かと思います。

 

③ 存続性

最後に、これも重要かと思いますが、どんなに便利なアプリでもサービス中止になってしまうと元も子もないので、出来るだけ存続してくれるような安定感のあるアプリがオススメです。

利用者が多ければそれだけ安定しやすいため、出来るだけ定番のアプリを選んでみましょう。

 

 

(4)MoneyFoward

以上の点を評価しながら色々自分にあった家計簿管理アプリを探してみたところ、MoneyFowardが自分に合っていたため、かれこれ2年以上利用しています。

moneyforward.com

① 利便性は正直どれも甲乙つけがたかったです。どのアプリも割と使いやすく感じました。一方でもう少し改善して欲しい点(お小遣いの詳細も別途記録が付けられるようになってほしいなど)もあったので、その他の2点で判断しました。

 

MoneyForwardは② 無料の範囲内でほぼ全ての機能が使えます。有料にすると、同期した銀行口座の更新頻度が早くなり、同期可能な口座数(11以上)が増えたり、資産グラフが出るなどの機能が拡充されるだけなので、最初は無料で十分かと思います。

有料にすることのメリットは2つあり、1年以上前のデータは有料でないと閲覧できなくなります。よって僕のように2年以上利用している人は有料の方が過去と比較できるため有料が向いているかと思います。

また、配偶者の講座も管理するとなると10の口座のみでは若干足りなくなります。実はスターバックスSuicaのカード残高、マイレージなどのポイントも管理できるため、それらも同期するとなると10では全く足りません。

 

月額プランだと480円、年間プランだと5,300円(月額約440円)なので、十分検討の余地のある金額と思います。

既に口座10枠全て使い切っているため、僕もそろそろアップグレードしようと思います。

 

家計簿管理アプリは簡便で、詳細に自分の支出を管理できます。

支出管理は資産形成の第一歩なので、まずは試しに始めてみましょう!

【第11回】2021年9月の資産推移

こんにちは、Dr. KKです。

今回は今月の資産推移を書いていこうと思います。後半では、

(1)資産推移

まず、現在の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:822,000円+172,003円:+20.9%

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:3,409,365円+159,365円:+4.67%

・投資合計金額

 →合計:4,231,365円+331,368円:+7.83%

 

また、現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:+852,082円(貯蓄率:69.6%)

 

収入合計:1,223,680円

・月収(手取り:夫婦合計):940,197円

・講演料:32,891円

・旅費キャンセルバック:129,600円(緊急事態宣言延長のため中止)

・コロナワクチン問診バイト:115,762円

・その他所得:5,230円

 

支出:371,598円

・家賃+駐車場代:83,210円

・食費:50,889円(妻のカフェ巡りなども加算)

・自動車代:41,678円(ガソリン、高速道路など)

・交際費:39,203円

・日用品代:33,262円(子供おむつなど)

・自分の小遣い:25,786円(上限45,000円に設定しています)

・光熱費:25,669円(ガス、電気、水道)

・通信費:21,793円(iPhone機種代、インターネット代など)

・趣味 娯楽代:21,138円(妻の編み物教室代、Amazon prime半年分会費など)

・衣服 美容代:15,428円(散髪代、子供の衣類代など)

・保険代:7,650円(生命保険、医療保険

・その他雑費:5,892円

 

(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)

 

●現金合計金額:10,458,259円

(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)

 

(2)9月の家計総括

今月は自分達を褒めてあげたいくらい優秀な家計でした。

住民税や教育費など大きな出費がなかったこともあり、支出を収入の30.2%に抑える事ができました

大きな出費がない月は家族全員で40万円もかからないので、どんどん投資に回せたらと思います。

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2020年 総務省 家計調査

※因みに、1世帯あたりの平均貯蓄率は32.1%です。

何らかの大きな出費もあり得るので、来月以降も気を引き締めていこうと思います。

 

(3)9月の感想:中国経済

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中国恒大グループのデフォルト期限は10月23日

やはり中国の不動産企業部門でNo.1の規模を誇る恒大グループのデフォルト(債務不履行)危機が世界経済に影響し、9月下旬頃から基準価格が伸び悩んでいるのが気になるところです。

 

素人の僕なりの考えを申し上げますと、最近中国大手企業が中国政府の手から離れたがっており、より自由な経済活動を求めている事が発端となっていると思います。政府はこれらの企業の手綱をこれからも確実に持っておきたいと考えており、問題行動がみられた企業には強権的な態度を示しています。

例えば、今年の6月にDiDiという配車アプリを開発した企業が、中国政府を出し抜く形でニューヨーク市場で上場するという行動に出ましたが、翌月には中国政府から全てのアプリ削除命令が下されました。

 

ここ数十年間の中国の急成長は、もちろん中国政府が統制してきた結果だと思います。しかしその結果、企業の規模が巨大になり、政府のコントロールが難しくなっているように思えます。その結果、政府が自身の手で自国の企業に規制をかけざるを得ない状況です。

 

そんな中の恒大グループの危機。政府が支援するのかが注目点となりますが、僕個人の意見としては、支援する方がむしろ中国経済全体への波及に拍車がかかると思っています不動産企業部門No.1の企業の倒産となると、かなりのダメージになるかと思いますが、それも想定した上での見放しとなると、傷は多少負えど中国経済バブル崩壊には繋がらないと思います。中国経済の緩やかな衰退であれば、米国経済は上昇していくと考えており、逆にバブル崩壊により急激な中国経済が衰退していくと、世界恐慌にも繋がりかねないと思います。

 

こうした不安こそ投資の怖いところではありますが、長期投資がメインのため想定内ですし、こういう時こそ医師としての稼ぐ力が心の支えになっていると思います。

現金で日本円も持っていますし、投資信託で米国株にリスク分散できています。今後、先進国株や新興国株などにもリスク分散できれば怖いものなしです。

今年度いっぱいは米国株と日本円のみで回していきます。

 

10月以降は月別の推移をグラフで提示していこうと思います。

今週は忙しいので、内容が薄くならぬよう頑張っていこうと思います。

【第10回】「死ぬまでにやることリスト100」の醍醐味

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自分の人生を豊かにするのが「やることリスト」です。(@らまきさん)

こんにちは、Dr. KKです。

今回は、高校卒業時から作り始め、現在でもテコ入れしている「死ぬまでにやることリスト100」について話したいと思います。

後半では、こういうリストを制作する事の意義や醍醐味などをお伝えできたらな、と思います。

(1)リスト一覧

まずは、僕のリストを公開します。心の内を見せるようで恥ずかしいリストアップとなっておりますが、「1人の人間が100個リストアップすると、こういう物が挙がるのか」程度の軽い気持ちで見て頂けると幸いです。

全て達成するのはムリ

達成できるのはほんの一握りの幸運な人だけ

などといったクレームは受け付けておりませんのでご了承下さい…。

 

 

1Clasicoをベルナベウで観戦する

2オリンピックに行く

3プロ野球全球団のホーム球場で観戦する

4相撲を観る

5W杯に行く

6歌舞伎を観る

7吉本新喜劇を観る✔︎

8ウィーン クラシック コンサートを観る

9ホノルルマラソンを完走する

10恋愛をする✔︎


11妻を見つける✔︎

12子供を持つ✔︎

13セミリタイアするまでに1億円貯める

142030年までに必ずセミリタイアする

15家を建てる

16大きな風呂を作る

17庭を作る

18スペイン語を話す

19ピアノが弾けるようになる✔︎

20


21フランス ルーブル美術館モンサンミッシェル✔︎

22インド タージマハル

23ペルー マチュピチュ

24ボリビア ウユニ塩湖

25フィンランド オーロラ

26南極

27モルディブ

28エジプト ギザの三大ピラミッド✔︎

29豪華客船で世界一周

30ハワイ

 

31グアム✔︎

32バリ島

33イギリス 大英博物館・ナショナルギャラリー

34ドイツ

35オーストリア ウィーン・アウシュビッツ収容所

36オランダ アムステルダム国立美術館ゴッホ美術館、マウリッツハウス美術館

37スイス

38スペイン マドリードサグラダファミリア✔︎

39モロッコ シャウエン・マラケシュ・フェス

40USA NY・メトロポリタン美術館・サンフランシスコ・ラスベガス

 

41マレーシア

42カンボジア アンコールワット

43クロアチア ドゥブロブニク

44ギリシャ アクロポリスサントリーニ島

45オーストラリア グレートバリアリーフ

46シンガポール✔︎

47タンザニア ンゴロンゴロ保全地域、ザンジバル島

48タイ チェンマイ ランタン コムローイ祭

49エンジェルフォール ギアナ高地

50香港・マカオ マカオタワーでバンジー

 

51トルコ カッパドキア

52イスラエル 死海・世界三大一神教聖地巡礼

53

54

55

56

57

58

59

60

 

61ゴルフでスコア80切る

62富士山に登頂する

63全都道府県を制覇する

64行きたい神社を全て参拝する

65スカイダイビングをする

66小笠原諸島に行く

67真珠の耳飾りの少女(贋作)を親から貰う

68ラッセンの作品を買う✔︎

69第一志望の国立大学医学部に合格する✔︎

70医師免許を取得する✔︎

 

71初期研修を修了する✔︎

72日本精神神経学会専門医を取得する

73精神保健指定医を取得する

74医師以外の仕事を始める

75三大花火大会にどれか行ってみる

 :大曲の花火(秋田)・土浦(茨城)・長岡(新潟)

76五大祭りにどれか行ってみる

 :祇園(京都)・天神(大阪)・神田(東京)・ねぶた(青森)・仙台

77星野リゾートに泊まる

78阿寒湖へわかさぎ釣りに行く✔︎

79グランピングをする

80豪華寝台列車で旅をする

 

81

82

83

84

85

86

87

88

89

90

 

91子供にお金の勉強をさせておく

92子供に将来の夢を見つけさせる

93子供に大きな失敗・挫折を経験させておく

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95

96

97

98

99110歳まで生きる

100死ぬ前に会いたい人に会っておく

 

空欄は未記入としており、これから適宜追加していく予定です。歳をとってからゲートボールが趣味になる可能性もありますし(笑)

また、チェックが入っているのは、既に達成した項目です。見てみるとまだまだやる事が残っています。果たして死ぬまでに終わるのか…。

 

 

(2)リストから見える自分の価値観

リストを作ると、自分の色々な一面を客観的に評価出来るので非常に有用だと思います。

 

① 物より経験を優先

1つ目は、リストを見て頂いてお分かりの通り、旅行先やスポーツ観戦を多く列挙しています。やはり自分の価値観として、直接肌で感じ見聞することに重きを置いている事が分かります。

一方で、物でリストアップされているのは「自宅」と「絵」くらいでしょうか?車や衣類、電化製品などはあまり興味がないので入っていません。

 

② 達成して当然のイベントもリストアップ

2つ目は、人生において重要なイベントもしっかり入れている点です。例えば「医師国家試験に合格」や「初期臨床研修」といった「時間が経過すれば、医学部の殆どの人が達成できる」とされているイベントであっても、当然の結果だとは思わないようにしています。

これまで数々の受験勉強やカリキュラムをこなしてきた人生でしたが、これらのイベントを「通過できて当然だった」と考えるのは、自分で人生のハードルを上げて生き辛くさせている気がしました

 

また、「恋愛をする」や「子供を持つ」といった、自分1人では達成出来なかった事もリストアップしています。

https://www.dtod.ne.jp/woman_work/article04.php

DtoDコンシェルジュによると、

・一般男性の配偶者なしは27.1%

・男性医師の配偶者なしは11%

・男性医師の生涯未婚率は2.8%

であるため、自分が恋愛をして、結婚して、子供を持てた事は達成できて当然な事ではなく、良い出逢いに巡り会えたからだと思っています。

妻に感謝する良い機会だと思い、リストアップしました。(ここはしっかり強調させて戴きます!笑)

 

③ リタイアの目標金額や目標年数を決める

サイドFIREに関連するものとして、「セミリタイアするまでに1億円貯める」や「2030年までに必ずセミリタイアする」をリストアップしています。

正直医師であれば、いつでもセミリタイアは可能かもしれません。

実際に転職活動をするとなると誰しもが不安を感じますし、「このまま働き続ければ、こんな事で悩まなくて済む」と考えて、結局そのまま働き続ける方も多くいらっしゃるかと思います。

僕は決して転職活動を促しているわけではありません。ただ、本当は自分の時間や家族との時間を作りたいと思っているのに、行動に移すのをためらっているだけであるのならば、それほど勿体無いことはありません。

 

そういう方には「20●●年までに必ずセミリタイアする」「セミリタイアまでに●●貯める」などと期限や目標金額を決めてしまうのがオススメです。

そこに向けて「取得・更新していくべき最低限の専門医は何か」「いくら投資に回せば生活費の半分が賄えるか」「転職の際に障壁となりうるものは何か(医局人事など)」などを逆算すれば、セミリタイアに向けてあと何が足りないかが分かると思います。

 

(2)リストを作ることの醍醐味

ここまで僕のリストについて見てきましたが、リストはこの先の人生を豊かにすると思います。

まずは10個くらいから始めても良いかもしれません。リストの個数はあまり関係ないと思います。リストを作ることの醍醐味は、「自分は残りの人生で何を大切に生きていこうか?」と考える良い機会になることだと思います。

 

リストには、自分以外の人間が入ってきたりもします。僕だと妻や子供についての項目が幾つかリストアップされています。リストを作った後に時間を空けてもう一度見てみると、自身を客観視できるかと思います。

 

【第9回】失態、妻のNISAとiDeCoの未開始が発覚

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アインシュタイン複利は人類最大の発明」(@acworksさん)

こんにちは、Dr. KKです。

今回は先日判明した、妻のNISA口座とiDeCoがまだ開始されていなかった事が発覚したのでご報告します。

(1)日常生活のとある会話にて…

ある日、僕が食器を洗っていた際、妻がテーブルで通帳を確認していました。

元々「貯金は正義だ!」と言っていた妻でしたが、去年から投資に対してようやく重い腰を上げてくれました。

「こまめに資産を確認するなんて感心感心!」と思い、「今NISAとiDeCoはどのくらい積み立ててるんだっけ?」と聞いたところ…

 

なんと、「え、まだ始めてないよ!」とのこと…

 

僕が主導で開始してくれると思っていたそうで、全てこちらに丸投げ状態のままにしていたそうです…

という事で、妻の投資も僕が管理することになりました

 

NISAに関して、10月以降のみで今年分の満額40万円を投入することは難しそうなので、来年から始めることとします。iDeCoは急いで今年中に申請させる予定です。

もちろんまだ開始できていなかったのは痛いですが、両学長の名言でもあるように「今日が人生で一番若い日」なので、「早いうちに気がつけて良かった」と考えるようにしました!

 

(2)娘のジュニアNISA口座も開設

これに関しては僕の知識不足で、既に娘の口座も開設できることが判明しました。年間80万円を5年間非課税積立できるそうです。

自分の投資信託を遺産として渡せるので、400万円程度でわざわざ開設する必要もないかと思いましたが、将来的に子供にも「お金の勉強」をして欲しいので、その勉強資金として400万円くらい準備しておこうと思います。

 

早めに投資に回すほど複利が効くため、できれば今年中、少なくとも来年までには開設しようと思います。

注意点ですが、ジュニアNISAは18歳まで引き出すことができません。

という事で、大学生活の資金の足しにしてもらおうと思います。

 

因みに0歳から口座開設し、5年間80万円ずつ積み立てると、5歳の頃には450万円程度まで増加し(年利5%と仮定)、それ以降一切積み立てなくても18歳の頃には850万円程度まで増加する計算です。すごい!

やはりアインシュタインの名言である「複利は人類最高の発明、宇宙で最も偉大な力」は間違ってないですね。

 

 

(3)今後の資産計画への影響

 

dr-fire.hatenablog.jp

妻や子供の資産も管理するとなると、第3回で行った計画もやや変更する必要があります。今年中は現行通りで進めていき、来年以降の投資計画は再度ご報告致します。