医者が2030年にサイドFIREするブログ(2022年度から日曜更新)

2022年度の目標:資産全体 2,130万円、現金 1,040万円、株式 1,090万円

【第49回】2022年2月の資産推移

こんにちは、Dr. KKです。

今回は先月の資産推移を書いていこうと思います。

後半では、今月個人的に気になった経済トピックについて話そうと思います。

(1)資産推移

まず、現在の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:1,020,835円+204,173円:+25,00%

 

・毎月5日:100,000円(eMAXIS Slim 全世界株式)

 →合計:190,779円-9,221円:-4.61%

 

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:4,780,654円+280,654円:+6.23%

 

・投資合計金額(先月比:+332,008円

 →合計:5,992,268円+475,606円:+8.62%

 

(2)現金推移

また、現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:-572,378円貯蓄率:-45,8%

 

●収入合計:1,248,722円

・月収(手取り:夫婦合計):969,679円

・その他所得:219,043円

・児童手当:60,000円

 

●支出:1,821,100円

・自動車代:1,291,123円(先月比:-334,518円

・家具+家電:183,095円(先月比:+183,095円

・家賃+駐車場代:83,210円(先月比:±0円)

・交際費:60,922円(先月比:+37,922円

・食費:59,745円(先月比:-36,942円

・水道 / 光熱費:29,900円(先月比:-10,874円

・書籍 教育費:25,800円(先月比:-7,040円

・衣服 美容代:20,242円(先月比:+4,492円

・通信費:17,099円(先月比:+502円)

・自分の小遣い:16,579円(先月比:-2,900円)

・日用品代:12,655円(先月比:-12,521円

・保険代:7,650円(先月比:±0円)

・趣味 娯楽代(旅費など):4,500円(先月比:-45,300円

・医療費:2,580円(先月比:-2,055円)

・その他(医局費+学会など):6,000円(先月比:+1,000円)

 

(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)

 

●現金合計金額:8,888,824円(先月比-681,188円

(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)

 

よって、2022年2月現在の資産配分は以下の通りです。

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資産合計:14,881,092円(先月比-349,780円)

 

 現在、2030年度目標額(103,400,000円)の14,4%(先月比-0.3%です。

 

(3)2月の家計総括

今月は僕の車を買い替えたので、またまた大出費となってしまいました…

来月は車を買う予定はないので、切り替えるとします(笑)

dr-fire.hatenablog.jp

結局、トヨタのアクア(1,246,000円)を購入しました!

15年も使っていたフォルクスワーゲンのポロから乗り替えたので、当然ではありますが非常に使い勝手が良いです(笑)

 

自動車代以外について見てみると、家電代が上がっていますが、これは引越しに向けて冷蔵庫を購入したためです。

冷蔵庫もこれまで学生時代から使っていたものを10年くらい使用していたので、今月下旬に届くのが非常に楽しみです。

 

交際費は以前の記事でもご報告したように、友人の結婚式でのご祝儀が含まれているので仕方ないでしょう。

食費に関しては、妻がカフェ代を少し気を付けてくれたのが功を奏したのか、3万円以上も削減できました。

 

趣味 娯楽費は、2月に家族で温泉に1泊行ったので、これも必要経費として考えています。

車の購入以外の支出は57万円、これだけであれば貯蓄率は54%だったので、ぼちぼちの月だったという事でしょう。

 

ところで、今月の一大ニュースと言えば、楽天保険の医療保険を解約した事です。

医療保険が月5,000円近くかかっていたので、これは大きな支出削減になりました!

医療保険への加入は賛否両論だと思いますが、正直、入院期間中の支出くらいは現金でいくらでも賄えるので、むしろ毎月の支出を減らす方にBETすることにしました。

 

例えば、20年間で色々入院したとして医療費が120万円かかったとすると、それは20年間で支払うはずだった医療保険代で全て賄えることになります。

現金で保有している方が資産の自由度が高いと判断し、今回解約しました!

 

先月と今月で車2台を購入するという大きな支出がありましたが、基本的には年700万程度あれば生活水準を落とすことなく暮らせるので、やはり最終目標として2億円程度の資産を蓄えたいと思います。

 

(4)2月の感想:ロシアのウクライナ侵攻

前回の資産推移でも書きましたが、僕としてはロシアが大規模のウクライナに侵攻するとは思っていませんでしたが、予想に反して世界史上に大きく影響を与えるであろう出来事に発展してしまいました。

 

今回は簡単ではありますが、ウクライナ侵攻について考えてみたいと思います。

 

NATOが加勢しなかった理由

そもそも、ウクライナの軍事力ではロシアを抑え続けることは不可能です。

そこでウクライナNATOに応援を頼んだわけですが、NATOは侵攻当日に加勢しないことを宣言しました。

 

これには幾つかの理由があります。

1つ目は、アメリカが加勢しないからです。

オバマ政権で、リバランス政策として世界中に散らばっていた米軍をリバランスすることで軍事費抑制に着手することを決めました。

次のトランプ政権で、中東から米軍を順次撤退させることを宣言し、現バイデン政権で実際にアフガニスタンから撤退しました。

アメリカは自国の利益とならない戦争は行わない、ということです。

 

2つ目は、欧州諸国がロシアに大きなエネルギー依存しているからです。

ロシアは原油天然ガス・石炭の産出国で、約半分は欧州諸国に供給しています。

この状況でロシアと相対してしまうと、国全体のインフラが完全に遮断されてしまう国が少なくありません。

 

彼らがウクライナに加勢しないことは、2014年のクリミア侵攻の際に加勢しなかったことを考えると、想定内かもしれません。

どの国も自国優先であることを、今回の侵攻で痛感することとなりました。

 

② ロシアの狙い、中国の狙い

まずは、NATOとの緩衝地帯としてウクライナNATOに加入させないことでしょう。

決して領土拡大が最終目標というわけではないように思います。

緩衝地帯を確保するという意味で、北方領土を免税特区に指定したり、ミサイル演習を行ったりしています。

www.nikkei.com

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今回のロシアは中国の支援が裏から保障されていることが、大きな強みと言えそうです。

ロシアの銀行がSWIFTから除外されることとなりましたが、ロシアは人民元との取引を維持することでルーブルを世界経済と繋いでいくと思われます。

 

しかも、そもそもロシア最大手銀行であるズベルバンクと天然ガス企業傘下であるガスプロムバンクは対象から外れているため、正直今回のSWIFTによる影響はロシア経済の致命傷にはならないかと思われます。

除外から外れたのは、ロシアの天然ガスに強く依存しているドイツの意向を汲み取ったためとされており、ここにも足並みが揃わない理由があります。

 

一方で、中国は今回のウクライナ侵攻を裏で観察しながら、近い将来に台湾侵攻を行うためのお手本くらいに思っているでしょう。

ウクライナと異なり、台湾は国際的には国としては認められておらず、「国内紛争」程度の扱われ方で終わると思います。

つまり、アメリカや欧州はウクライナ以上に一切干渉しない可能性が高いです。

 

③ 日本の将来

社会主義国である北朝鮮、中国、ロシアに全て面している日本は、かなり危険なフェーズに置かれていると思います。

今回のウクライナ侵攻でロシア経済が破綻しなければ、次に危険なのは日本だと割と本気で思っています。

 

日米安保条約があるから大丈夫だ」という意見がありますが、果たして本当に守ってもらえるのでしょうか?

先述の通り、アメリカはすでに世界警察をやめています。

アメリカが日本を守ることが国益と判断しなければ、反故にしてもおかしくありません

 

現在の日本は、アメリカの同盟国として守ることで国益に繫がると思われているのでしょうか?

 

これ以降は、あくまで僕の個人的な意見なので悪しからず。

日本はこの状況に対抗すべく、防衛費の大幅な増強を早急に行うべきと考えます。

もっと言えば、ロシアがウクライナ侵攻を決断した大きな理由は、1994年に核放棄したからだとされています。

 

ロシアもNATOも核保有国には手を出さない可能性が高いです。

この現状を考えると、いずれは日本も核保有を行うべきと僕は考えています。

もちろん、核兵器を自国で作らなくても、アメリカの核兵器を日本でも共有させてもらえば良いと思います。

 

世界史上唯一の被爆ではありますが、現状を考えると非核三原則の見直しを行う必要があると思います。

侵略目的の核保有でなければ、平和主義は保たれるのではないでしょうか?

 

無理やりサイドFIREに繋げるとすると、もしロシア経済が破綻しプーチン政権が倒れた場合、ロシア圏の金融資産はアメリカ経済に流れていくと思っています。

この侵攻で万が一ウクライナが防衛できた場合は、長期的には米国株が急成長するのではないか、と少しだけ期待しておきましょう。