【第53回】クラシコの愚痴
こんにちは、Dr. KKです。
今回は3月20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節
レアル・マドリード vs バルセロナ @サンティアゴ・ベルナベウ
の試合内容、試合結果について愚痴を書き連ねたいと思います。
(1)敗因
試合内容を書くと長くなるので結果のみ書くと、最悪の0-4。
危うくManita(0-5)を達成されるような、そんな酷い内容でした。
前半で2失点、後半でも2失点。
後半に関してはプレスをかけないなど、半ば諦めている選手もいました。
まず敗因から考えてみると、やはりベンゼマが出場できなかったことにあると思います。
攻撃に関して影響があるのは当然ですが、むしろ僕は守備陣形への影響が多大だったと考えています。
まず、今節は0トップのような形で中盤全体で相手の最終ラインへプレスをかけていました。
恐らく、PSG戦でハイプレスをかけた事が功を奏したと判断し、クラシコもハイプレスでイケると考えたのでしょう。
しかし試合を見てみると、まあ中途半端なハイプレスで、連携がうまくいってない分むしろ前と後で守備が分断していたように見えました。
現在調子が上向き状態であるバルセロナのパス回しをこの中途半端なハイプレスで抑え込めるわけもなく、淡々と失点していった印象でした。
(2)愚痴
ここからは愚痴ですが、クラシコがこういうヘラヘラした試合展開になるのが僕は本当に許せないのです。
確かに、正直リーガ制覇はほぼレアルで確定だとは思います。
しかし、クラシコは現時点でのチーム状況などを度外視した、お互いのプライドを懸けた試合だからこそ毎回白熱すると思っています。
10年前のクラシコなんて、まあ乱闘が頻発していましたし、お互いが勝ちを欲してギラギラするような感じでした。
負けていいクラシコなんてないのに、最後まで走らなかったあの姿。
クラシコでは毎試合バルサを叩きのめすのがマドリードの宿命なのに、全く闘志を感じないあの姿。
はあ…イライラする。
確かに今節はラフプレーや揉める様は何度かありましたが、点差がついた状況での腹いせのような状況でした。
以下の動画は、不甲斐ない試合内容だった事に腹を立てているレアル・マドリードのファンの意見です。
バルセロナに歴史的大敗をしたレアルマドリードの全てのファンの気持ちを代弁するスペイン人ご意見番マドリディスタ - YouTubeyoutu.be
おっさんの、この感覚が正しいのよ。
レアル・マドリードの選手には、もっと自分達がレアル・マドリードに所属している意味を理解して欲しい。
(3)解決策
まず、大型補強敢行で在籍選手への刺激を加える事です。
近年レアルは大した補強をしてません。
まあ、アザールは補強しましたが、実際には全く戦力になってないので全く選手に影響を及ぼしていないと言えるでしょう。
中盤の超一流選手は当分補強していません。
バルベルデやカマヴィンガも十分素晴らしい選手ですが、もっと世界的スーパースターが欲しいです。
以下の動画は、元レアル・マドリードのグティが述べている意見です。
クラシコでバルセロナに大敗を喫したレアルマドリードにレジェンドのグティがブチギレ!【エル・クラシコ】 - YouTubeyoutu.be
僕もグティと同じく大型補強を敢行する必要があると思います。
リーガを獲っても、CLを獲っても、クラシコでボロ負けしたら意味がない!
次に監督の変更も必要だと思います。
これは完全に個人的な意見ですが、レアルはこういう戦術が必要なチームではないと思います。
ハイプレスは確かに現代サッカーで必要な戦術ではありますが、それにしてはレアルの選手は走力が不足していますし、ハイプレスももっと戦略的な部分を感じさせるくらいでなければ、チャンピオンズリーグでまたプレミア勢にやられてしまうのがオチです。
一部情報筋によれば、チェルシーのトゥヘル監督が後任候補に上がっているようです。
個人的な意見としては、トゥヘル監督のような戦術家ではなく、むしろモチベーターが向いているチームだと思うので、ラウールをカスティージャから昇格させるのがベストなんじゃないかと思っています。