【第43回】2022年1月の資産推移
こんにちは、Dr. KKです。
今回は先月の資産推移を書いていこうと思います。
後半では、今月個人的に気になった経済トピックについて話そうと思います。
(1)資産推移
まず、現在の投資状況を以下に示します。
・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)
→合計:996,969円(+213,640円:+21.43%)
・毎月5日:100,000円(eMAXIS Slim 全世界株式)
→合計:94,039円(-5,961円:-5,96%)
・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)
→合計:4,569,852円(+319,852円:+7.00%)
・投資合計金額(先月比:-21,863円)
→合計:5,660,860円(+527,531円:+9.32%)
(2)現金推移
また、現金も詳細を以下に示します。
●収入ー支出:-1,989,168円(貯蓄率:-169%)
●収入合計:1,182,478円
・月収(手取り:夫婦合計):1,182,478円
●支出:3,171,646円
・自動車代:1,625,641円(先月比:+1,437,066円)
・家賃+駐車場代+引越し代:1,067,510円(先月比:+984,300円)
・ふるさと納税:120,000円(先月比:+120,000円)
・食費:96,687円(先月比:+36,843円)
・趣味 娯楽代(旅費など):49,800円(先月比:+48,300円)
・水道 / 光熱費:40,774円(先月比:+18,522円)
・書籍 教育費:32,840円(先月比:-4,470円)
・家電:29,917円(先月比:+29,917円)
・日用品代:25,176円(先月比:+21,310円)
・交際費:23,000円(先月比:-73,824円)
・自分の小遣い:19,479円(先月比:-18,840円)
・通信費:16,597円(先月比:-275円)
・衣服 美容代:15,750円(先月比:-33,425円)
・保険代:7,650円(先月比:±0円)
・医療費:525円(先月比:-12,354円)
・その他(医局費など):5,000円(先月比:-5,000円)
(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)
●現金合計金額:9,570,012円(先月比-2,250,297円)
(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)
よって、2022年1月現在の資産配分は以下の通りです。
現在、2030年度目標額(103,400,000円)の14.7%(先月比-2.2%)です。
(3)1月の家計総括
先月はとんでもない大出費となりました。
車の購入と引越し代だけで合計約260万円もかかりました。
そのため、現金が一気に970万円以下まで低下しました。
必要経費なので、とりあえず、目を瞑りましょう…
むしろ、その他の生活費が気になりました。
まずは食費ですが、妻のカフェ巡りやパン屋巡りが45,000円以上となっていたため、支出増額について共有しました。
光熱費について、以前の記事でもご報告したように、娘のコロナ感染で自宅隔離していたためか、通常よりも高めになってしまいました。
電力に関しては1万円程度多くかかったようです。
水道代は2ヶ月ごとの請求で、今月重なったことも支出増額の一つだと思います。
家電はベビーモニターとコーヒーメーカーです。
来年度から子供部屋を作るため、夜泣きに対応するためにもベビーモニターが必要と考えました。
コーヒーメーカーは妻の趣味で購入しました。
わざわざ今月に限って購入しなくても…(小声)
日用品に関しては、先月がたまたま安く済んだだけのようなので、気にしないことにしました。
衣服代は妻の洋服購入や美容院代がなかったため、かなり安く抑えられました。
素晴らしい!
自分の小遣いに関しては、今年の目標を
「コンビニに行かないこと」
としたのですが、早速効果が出たようです。
ちょっとしたペットボトルやお菓子などを意識するだけで、これだけの支出が減る事が分かりました。
もちろん、先月はプロテインを購入したので、減額した全てが効果とは言えませんが…。
かなり現金の減りが激しいですが、毎月の投資額は変更しないことにします。
現金はまた稼げば増えるので、投資額は維持していきたいです。
後述しますが、投資も芳しくありませんでした。
今月で今年度目標の600万円に到達すると期待していましたが、今月は足踏みしてしまいました。
まあ気長に待っておきましょう。
資産運用では長期・積立・分散が勝利の基本です。
ここで方針がブレないように、あまり一喜一憂しないようにしておきます。
また、意図せずして現金の比重が下がりました。
2030年度には現金の割合を25〜30%まで下げる予定なので、これに関しては好都合と考えました。
(4)1月の感想:ウクライナ情勢緊迫化
今月はかなり経済指標が不安定となりました。
オミクロン株の感染拡大やFRB(The Federal Reserve Board:連邦準備理事会)の利上げ発表など多くの要因が挙げられますが、今回はロシアによるウクライナ侵攻の可能性とそれによる世界経済への影響を考えていこうと思います。
① 基本情報
まずはウクライナとロシアの関係が不安定となった歴史的背景などを調べてみました。
そもそもウクライナは1991年にソビエト連邦が崩壊した際に独立した国です。
独立以降、ウクライナ国内では親ロシア派と親欧米派の対立が継続してきました。
ちなみに2019年に就任したゼレンスキー大統領は親欧米派で知られています。
ただ、やはり国境はただの概念であり、元々陸続きであるため、ウクライナ東部はロシアと民族・文化・宗教が同じであるため、ロシアもウクライナを兄弟国として、特別に扱ってきた歴史があります。
ちなみに、ウクライナの広い地域でロシア語が公用語として使われています。
2014年にウクライナで親ロシア派のヤヌコビッチ政権が崩壊すると、ロシアはウクライナ南部のクリミア半島に侵攻して併合を宣言し、東部の一部を支配する親ロシア派勢力を支援してきました。
ロシアがウクライナを特別視するもう1つの理由が、北大西洋条約機構(NATO)の存在です。
ソ連崩壊後、かつて東側陣営だったポーランド、チェコ、バルト3国などが次々とNATOに加入しました。
NATOの東方拡大は、ロシアにとって周辺国への影響力低下と国防上の脅威につながるため、陸続きのウクライナのNATO加盟は決して容認できないのです。
よって、ロシアは前々からNATOに対してウクライナの加入を認めないように要求していました。
しかし、今月26日にアメリカとNATOがその要求を拒否したと報道されました。
こうしたやりとりの中、現在ウクライナ東部の国境に10万人規模のロシア軍が配備され、一方で西側諸国もウクライナに軍派遣と武器供給を予定しており、一気に国境の緊張が高まっています。
② 世界経済への影響
ウクライナ情勢の不安定化によって影響を受けるのは大きく分けて2つで、エネルギー価格と農産品価格の上昇です。
前者について、原油や天然ガスの産地国であるロシアから西欧諸国へパイプラインがあります。
西欧諸国との衝突が起きれば、当然この供給ラインは不安定となるため、ウクライナ情勢との関係は密接とされています。
後者について、実はウクライナは巨大な農産物輸出国です。
特に植物油、とうもろこし、菜種などは世界シェア10%以上を占めています。
小麦粉も7%以上で、ウクライナ情勢の不安定化により、これらの供給量に影響が出ることは必至です。
これらの影響を受けて、世界経済全体がインフレに傾く可能性があります。
③ 軍事衝突の可能性
ロシアがウクライナに侵攻した場合、西側諸国によりロシア側に大規模な経済制裁が課されるのは明白です。
正直、ロシアが経済制裁を課されてまでも再侵攻するメリットは少ないと思います。
恐らく、軍事衝突を避けるべく両陣営で協議を行い、妥協点を探っていくことになると僕は考えています。
なので、国境付近の緊張が落ち着いたら、再び世界経済が発展していくのではないかと予想しています。
それまで、安値となった株式に定額積立投資してパワーを蓄えましょう!