医者が2030年にサイドFIREするブログ

2021年度目標:現金 1,050万円、株式 600万円

【第15回】サイドFIRE・FIREにおける医師ブロガー5名のご紹介

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いつも勉強させて頂きありがとうございます。

こんにちは、Dr. KKです。

今回は僕以外の医師でサイドFIREを目指している、もしくは既にサイドFIREを達成されている5人の医師のブログをご紹介しようと思います。

 

また、彼らの共通点と相違点、それらを踏まえた上で僕なりの考えを書いていこうと思います。

 

(1)医師から始めるサイドFIRE生活

kanchanblog.com

 

Kanchanさんは37歳(医師13年目)の消化器内科医で消化器奥様と娘さんの3人家族だそうです。現在は内科・在宅・内視鏡・研修指導がメインのフリーランス医師で、2021年には資産5000万を築き、自身が既にサイドFIREしている事に気がついたそうです。

 

また、サイドFIREに対する心得をかなり明確に持っていらっしゃる方で、家計の把握、分散投資、負債形成や医師としてのプライドに注意するなど、大賛成の意見が多い印象です。

 

前段階としてフリーランス医師になってみて、自由な時間は沢山できました。

夜もよく眠れるようになりました。

家族、子供と一緒に過ごせる時間が増えました。

コロナ禍で外出、旅行は減りました。

身体は楽になりましたが、社会で自分だけ楽をしているような「自責思考の罠」に嵌りかけました

同時期に受けた検診で、びらん性胃炎を初めて認めたことと無関係ではないように思います。

自分の価値観と向き合う時間を増やして、自分を許す練習をしたりもしました

 

やはり、サイドFIREにより精神的余裕が生まれるようです。

僕も2030年までにサイドFIREを達成し、自分のため、家族のための人生を使いたいです。

しかし、やはり自責の念が生まれたようで、そういった気持ちと上手く歩んでいく必要がありそうです。

 

(2)医師による医師のためのお金の話

deppfinancialacademy.com

 

デップさん東京都内で産婦人科医をされているようです。 結婚・出産を機にお金の勉強を始め、節約・節税・投資を開始したみたいです。デップさんは「医師はFIREを目指すべきだが目標にする必要はない」と考えているようで「自分が目指す理想の医師像を見失ってはいけない」という強い意志のもとでFIREを目指しているようです。

 

誰もが目的を持って医師になったはずです。

「人を救いたいから」「親が医師だから」「お金持ちになりたいから」

目的は人それぞれですが、その目的と理想の医師像をFIREのために見失ってはいけないと思います。

私はお産に感動して産婦人科医になり、今は充実した日々を送っています。

正直忙しくて大変なこともよくありますが、後悔したり辞めたいと思ったことはありません。

 

FIREを目指し始めた今もその気持ちは変わりません。

FIREするために医師のプライドを捨てる必要はないと思っています

確かにプライドを捨てて医師という武器を最大限に活かしてお金を稼ぎまくり、早々にFIREを達成することはできます。

このような働き方を目標にするのも全然ありだと思います。

しかし、遠回りにはなってしまうかもしれませんが、自分が求める働き方でも医師なら必ずFIREできると思います。

そのポテンシャルが医師という高収入な職業には備わっているからです。

 

医師を全うしながら並行してFIREの準備をする。
FIREできる状態になっても納得がいくまで現役医師であり続ける。


このようなスタイルをすべての医師が目指してもいいのではないかと思います。

 

非常に素晴らしいお考えの方です。「医師としての誇りを持ったままでもFIREは可能」という考えであり、僕もそう考えており、精神科医としての専門性を保ったままサイドFIREを目指していく予定です。

ただ、完全なFIREを目指す場合はやはり医師としての仕事はなくなるわけですが、僕は「医師は皆サイドFIREを目指し、医師としての仕事は続けるべき」と考えているので、サイドFIREであれば医師としてのプライドを失うことはなさそうです。

 

(3)整形外科Dr. オルソ100%の生き方カルテ

ortho100p.com

 

オルソ100%さんは30代の整形外科医で、ご家族もいらっしゃるようです。
自身の専門分野に集中するためサイドFIREを目指しているようで、主にインデックス投資&高配当ETFで2018年頃から資産形成しているそうです。

 

オルソ100%さんは自身の造語で「FINER:Financial Independence, Not Early Retirement」つまり、早期退職せずに経済的自立を目指しているようです。

 

キャリアアップを目指す志の高い医師にとっては海外留学・論文執筆・学会活動など多くのお金が必要になります。

そこで給料を得るために通常業務に加えて、救急当直や休日外来などのアルバイトを余分にする選択肢を取ります。 

すると自分の体力・家族との時間を犠牲にして働き続けることになり、若いときは良いのですが、段々と体力的にきつくなってきます。

時に体調を壊したり、精神的につらくなり、そこまで頑張る必要があるのかと次第にキャリアアップのモチベーションが下がってしまう可能性があります。

 

医師に限らず、他の職種でも、お金に縛られることなく、健康的に自分の好きな仕事・キャリアアップに集中する働き方があってもいいのではないかと思っています。

若いうちから資産形成をしてお金の不安を取り除き、お金のためではなく、患者さんのため・家族のため・自分のために働くことに専念できれば充実した医師人生が送れるのではないかと思います。

仕事がつらくなったり、やり切ったと思ったらその時にリタイアしてもいいしね。

 

「FIREを目指す」というと、倹約生活でイヤな就労から逃げ出すというイメージがあったので、「FINERを目指す」という方が仕事に対して前向きでしっくりきのです。

 

オルソ100%さんは、医師としてのキャリアアップを目的とした経済的自立を目指しているようです。

確かに、日本は医師としての収入をある程度確保したまま研究や専門を究めるのが難しい国だと思います。

 

自身の仕事により集中するためのFIRE、いえFINERを目指すというのも一つの選択肢ですね!

自分の時間を作るための経済的自立なので、達成後に生まれた時間を自分の好きな事に使うという点では共通していると言えます。

 

(4)ゆったり精神科医ライフ

dr.mental-search.com

 

このブロガーさんは30代の精神科医で奥様と小学生のお子さんと3人家族だそうです。

僕と同様に精神科医で、既に2021年10月に転職の面接を受けたそうです。

「もっとカジュアルにFIREを考えても良いんじゃないか?」という記事や、「医師の不養生」など、僕とかなり似た考えの先生のように感じました

 

特に「FIRE前のOne More Year Syndromeに注意」という記事は非常に共感できる部分が多く、だからこそ僕は2030年という明確な期限を設けています。

 

dr.mental-search.com

 

この先生のブログは最もシンパシーを感じたため、これからも読んでいきたいと思っています。

 

(5)40代でアーリーリタイア医師が考える幸せ論

fire-earlyretire.com

 

最後にご紹介するのは内山 直さんのブログです。

内山 直という名前はペンネームだそうで、皮膚科医をされており、奥様とお子さん2人の4人家族だそうです。

2016年(47歳)に自院を後輩に譲り、セミリタイア生活に入ったそうです。
本当は完全リタイアをする予定だったそうですが、贔屓にしてくれる患者さんを引き続き診察するため、週に4時間のみクリニックで診察を続けているそうです。

また、自身の生き方や幸福論について書籍を出版されているようです。

既にセミリタイアされており、セミリタイア後の生活について毎日更新されています。

内山さんは、株を短中期的に売買し資産形成しているようです。

fire-earlyretire.com

 

自著ではさらりと流したが、この「下落局面では神経がもたないかもしれません」の部分を僕は重視していて、というのもインデックス投資という普通に考えたら負けようがない投資で損をしてしまう人がいるのは、下落局面で狼狽した挙句、後で冷静に考えたら絶対に売るべきではないタイミングで投げてしまうからだと考えている。


想像してみてほしい。たとえばここ5年以内にインデックス積み立て投資を始め、順調に利益を得ているような場合、今後、一旦利益が帳消し、あるいはマイナスになるような下落を経験する可能性は決して低くない。
その時、「自分は長期投資だからこれでいいんだ」と納得できるか、あるいは「こんなことなら株高の時に少し売っておけばよかったな」と後悔するか?

 

僕の場合は多少タイミング売買をしたほうが楽しく、精神的に楽なので、それが多少うまくいかなかったとしても、結果として大失敗につながる可能性は低いように思えるのだ
だから将来、「全部持ちっぱなしのほうが利益も大きそうだし、精神的に楽だな。タイミング売買は疲れる!」と考えるようになれば、たとえそれまでのタイミング売買でうまくいっていたとしても、Tさんがお薦めする長期投資に乗り換えることになる。


その投資法が自分にとって快適であるかどうか?
これは多くの人が見逃している、意外と重要な投資の肝だと考えている。

 

とおっしゃっており、自分が納得のいく範囲内で株式の売買を楽しんでいるようですね。もちろん別の記事でインデックス投資の安全性にも言及されています。

仕事も自分を懇意にしてくれている患者さんのために週に半日だけの勤務のため、いずれにおいても「非常に人生を楽しまれている方」と言えそうです。

正直まだ僕は内山さんの領域までは達せられる未来予想図が見えてきていませんが、「人生を楽しむ」という点については非常に参考になるブログです!

 

(6)皆さんの共通点と相違点、自分なりの考え

以上5人の先生のブログをご紹介させて頂きましたが、皆さんに共通しているのは「自己実現のために経済的自立を目指している」ということです。

これまで大変だった医師としての仕事を少し落ち着かせて、家族との時間を優先したり、自分の研究に打ち込むなど、仕事に対する向き合い方や時間の使い方は相違点だと思います。

 

医師が自分の好きなように時間を使うというのは、当然減収を意味しています。医師の世帯の生活水準は決して低くはありません。

そのような状況での減収は看過出来ない家庭が多いのではないでしょうか?

せめて生活費の半分でも資産運用によって賄えるようになれば、時間的にも精神的にも余裕が生まれます

 

まだサイドFIREを達成されていない先生や、既にほぼ完全FIREを達成されている先生もいらっしゃいますが、今後のブログを読んでいくうちに先生方の考え方や生き方に変化がみられるかもしれない、と考えています。

FIREに飽きる可能性、結局なかなかサイドFIREに踏み切れない可能性など、FIREやサイドFIREにおける問題点や修正点などをこまめにチェックできたらなと思います。