医者が2030年にサイドFIREするブログ(2022年度から日曜更新)

2022年度の目標:資産全体 2,130万円、現金 1,040万円、株式 1,090万円

【第55回】2022年3月の資産推移

こんにちは、Dr. KKです。

今回は先月の資産推移を書いていこうと思います。

後半では、今月個人的に気になった経済トピックについて話そうと思います。

(1)資産推移

まず、現在の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:1,182,412円+332,417円:+39.10%

 

・毎月5日:100,000円(eMAXIS Slim 全世界株式)

 →合計:326,356円+26,356円:+8.78%

 

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:5,613,739円+863,739円:+18.18%

 

・投資合計金額(先月比:+1,130,239円

 →合計:7,122,507円+1,222,512円:+20.72%

 

(2)現金推移

また、現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:+690,186円(貯蓄率:45.4%)

 

●収入合計:1,520,086円

・月収(手取り:夫婦合計):1,010,830円

・その他所得:49,572円

・確定申告還付金:459,684円

 

●支出:829,900円

・家賃+駐車場代:358,000円(先月比:+274,790円

・エアコン取付+蛍光灯など:85,610円(先月比:+85,610円

・食費:77,992円(先月比:+18,247円

・日用品代:68,538円(先月比:+55,883円

・水道 / 光熱費:43,201円(先月比:+13,301円

・交際費:39,810円(先月比:-21,112円

・自動車代:31,619円(先月比:-1,259,504円

・書籍 教育費:31,340円(先月比:+5,540円)

・自分の小遣い:24,921円(先月比:+8,342円)

・通信費:19,438円(先月比:+2,339円)

・趣味 娯楽代:14,829円(先月比:+10,329円

・衣服 美容代:14,360円(先月比:-5,882円)

・医療費:6,072円(先月比:-3,492円

・保険代:2,730円(先月比:-4,920円

・その他(医局費など):6,520円(先月比:+520円)

 

(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)

 

●現金合計金額:9,162,344円(先月比+273,520円

(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)

 

よって、2022年3月現在の資産配分は以下の通りです。

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資産合計:16,377,124円(先月比+1,496,032円)

現在、2030年度目標額(103,400,000円)の 16%(先月比+1.6%)です。

 

(3)3月の家計総括

まずは、投資成績がかなり良かった事が一番の注目点でしょう。

現在、毎月416,666円を投資に回しているのですが、それを考慮しても70万以上増益になっています。

一時的なものだということは十分理解していますが、それでもやはり増益は嬉しいですね(笑)

 

次回の記事でも書こうとは思いますが、2021年度の目標額は達成できました

今年度も無事達成できたらと思います。

 

現金推移を見ていくと、引っ越し業者利用費や新居の蛍光灯4つ設置、電化製品の処分代など引っ越し関連の出費が響いたものの、確定申告の還付金が45万近く返ってきたので、貯蓄率は何とか45%以上は確保できました

 

食費は妻がコロナ感染したため、何度も宅配サービスを利用したことが響いたんだと思います。

 

逆にそのおかげ(?)で交際費は抑えられました(笑)

 

日用品は殆どが娘の費用です。

新しい保育園のルールがかなり厳しくて、新しく買い直したものが多かったため、仕方ないでしょう。

なお、27,360円分はベネッセのちゃれんじぷち年間費用です。

 

まあ、ぼちぼちでオッケーでしょう!

4月からは貯蓄率が上がることを期待しています!

 

(4)3月の感想:医者はどうしても出費が増える

今月は医者の出費について考えていこうと思います。

 

世間一般的には、

「医者は高給取り」

とされていますが、医者ならではの出費の多さに年々驚かされています。

 

ここ数年で痛かった出費としては、以下のものが挙げられます。

① 頻回な引っ越し代

② 医局費(医局に所属する場合)

③ 参考書・研修費

④ 娘の教育費

 

まずは、ここ数ヶ月で100万以上要した引っ越し代です。

これがあと何回か続くと思うと辟易とします…

そもそも引っ越し自体が時間と体力を消費するので、医局に所属していることの弊害と言えるでしょう。

残り9年以内にFIREするためには、どこかのタイミングで退局する必要があります。

 

あとは娘の教育費ですかね…

お金がある程度かけられる分、どうしても色んなプランが選択肢になってしまいます

 

1歳半の娘を何かしらの教室に通わせたりしているわけではありませんが、別に通わせようと思えば通わせられるだけの経済的余裕がある分、

○○ってどうなんだろう…

通わせた方が良いのかな?

とよく妻と相談することがあります。

 

でもよくよく考えてみると、ちゃれんじの付録ですら完全には使いこなせていないので、何とか自制が効いている状況ですが、これが小学校お受験や中学受験などになると、もう際限がなくなりそうで恐ろしいです…

 

FIREを目指す上で出費の管理は必須なのは分かっていますが、医者だからこそ使い過ぎてしまう部分もあるので、何とか耐えていきたいです…

【第54回】今年度は週1回の更新でなんとか継続したい…

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ブログはなんとか続けたい!

こんにちは、Dr. KKです。

今日から2022年度ですね!今年度も頑張っていきましょう。

 

今回は今年度の更新頻度についてご報告させて頂きます。

 

(1)今年度から本業が激務

今年度から赴任した病院が如何せん激務でして…

今年度だけはどうしても週1が限界かと思われます。

なんとか年52本は書いてみようと思います!

 

無理のない範囲で、ある意味趣味の範囲内で頑張ります!

 

(2)今年度は内容もやや薄くなりそう…

記事内容もこれまでのように、FIRE関連書籍を頻回にアップするのは厳しそうです。

月1での月間収支報告は欠かさず行おうと思いますので、宜しくお願い致します。

 

(3)精神疾患の内容を増量予定

今年度は多忙な分、色々な疾患に出会える可能性が高く、これまで詳細な疾患記事を書いてきていないので、色々書いていこうと思います

 

いつかハイポ病院に転勤したら、どうせ精神疾患を取り扱った記事は減ると思うので、まあこういう一年があっても良いでしょう!

 

(4)精神科のオススメ書籍なども検討

あとは、精神科医になってから使った参考書を色々記事にしようと思います。

この参考書もオススメです!

みたいなのがあれば、いつでもTwitterで教えて頂けると幸いです。

【第53回】クラシコの愚痴

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この2人がまさか同チームになるとは(笑)(@ゲキサカさん)

こんにちは、Dr. KKです。

今回は3月20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節

レアル・マドリード vs バルセロナ @サンティアゴ・ベルナベウ

の試合内容、試合結果について愚痴を書き連ねたいと思います。

youtu.be

 

(1)敗因

試合内容を書くと長くなるので結果のみ書くと、最悪の0-4。

危うくManita(0-5)を達成されるような、そんな酷い内容でした。

 

前半で2失点、後半でも2失点。

後半に関してはプレスをかけないなど、半ば諦めている選手もいました。

 

まず敗因から考えてみると、やはりベンゼマが出場できなかったことにあると思います。

攻撃に関して影響があるのは当然ですが、むしろ僕は守備陣形への影響が多大だったと考えています。

 

まず、今節は0トップのような形で中盤全体で相手の最終ラインへプレスをかけていました。

恐らく、PSG戦でハイプレスをかけた事が功を奏したと判断し、クラシコもハイプレスでイケると考えたのでしょう。

 

しかし試合を見てみると、まあ中途半端なハイプレスで、連携がうまくいってない分むしろ前と後で守備が分断していたように見えました。

 

現在調子が上向き状態であるバルセロナのパス回しをこの中途半端なハイプレスで抑え込めるわけもなく、淡々と失点していった印象でした。

 

(2)愚痴

ここからは愚痴ですが、クラシコがこういうヘラヘラした試合展開になるのが僕は本当に許せないのです。

 

確かに、正直リーガ制覇はほぼレアルで確定だとは思います。

しかし、クラシコは現時点でのチーム状況などを度外視した、お互いのプライドを懸けた試合だからこそ毎回白熱すると思っています。

 

10年前のクラシコなんて、まあ乱闘が頻発していましたし、お互いが勝ちを欲してギラギラするような感じでした。

 

負けていいクラシコなんてないのに、最後まで走らなかったあの姿

クラシコでは毎試合バルサを叩きのめすのがマドリードの宿命なのに、全く闘志を感じないあの姿

はあ…イライラする。

 

確かに今節はラフプレーや揉める様は何度かありましたが、点差がついた状況での腹いせのような状況でした。

 

以下の動画は、不甲斐ない試合内容だった事に腹を立てているレアル・マドリードのファンの意見です。

バルセロナに歴史的大敗をしたレアルマドリードの全てのファンの気持ちを代弁するスペイン人ご意見番マドリディスタ - YouTubeyoutu.be

 

おっさんの、この感覚が正しいのよ。

レアル・マドリードの選手には、もっと自分達がレアル・マドリードに所属している意味を理解して欲しい。

 

(3)解決策

まず、大型補強敢行で在籍選手への刺激を加える事です。

近年レアルは大した補強をしてません。

まあ、アザールは補強しましたが、実際には全く戦力になってないので全く選手に影響を及ぼしていないと言えるでしょう。

 

中盤の超一流選手は当分補強していません。

バルベルデやカマヴィンガも十分素晴らしい選手ですが、もっと世界的スーパースターが欲しいです。

 

以下の動画は、元レアル・マドリードグティが述べている意見です。

クラシコでバルセロナに大敗を喫したレアルマドリードにレジェンドのグティがブチギレ!【エル・クラシコ】 - YouTubeyoutu.be

僕もグティと同じく大型補強を敢行する必要があると思います。

リーガを獲っても、CLを獲っても、クラシコでボロ負けしたら意味がない!

 

次に監督の変更も必要だと思います。

これは完全に個人的な意見ですが、レアルはこういう戦術が必要なチームではないと思います。

 

ハイプレスは確かに現代サッカーで必要な戦術ではありますが、それにしてはレアルの選手は走力が不足していますし、ハイプレスももっと戦略的な部分を感じさせるくらいでなければ、チャンピオンズリーグでまたプレミア勢にやられてしまうのがオチです。

 

一部情報筋によれば、チェルシーのトゥヘル監督が後任候補に上がっているようです。

www.footballchannel.jp

 

個人的な意見としては、トゥヘル監督のような戦術家ではなく、むしろモチベーターが向いているチームだと思うので、ラウールをカスティージャから昇格させるのがベストなんじゃないかと思っています。

【第52回】「普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門」を読んで

こんにちは、Dr. KKです。

今回はFIRE関連の書籍をご紹介させて頂きます。

(1)基本情報

本書はフィナンシャルプランナーでフィナンシャル・ウィズダムという会社の代表でもある山崎俊輔さんの書籍です。

 

確定拠出年金を中心とした企業年金制度と投資教育が専門だそうです。

1995年に中央大学法学部法律学科を卒業後、企業年金研究所、FP総研を経て独立したようです。

 

『読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方』(日経BP)

『共働き夫婦 お金の教科書』(プレジデント社)

『マネーハック大全』(フォレスト出版)

など多数の著書があり、マネー現代やプレジデントオンラインなどでも連載されている方です。

 

調べてみると、「共働き」や「育児」という検索ワードと一緒にヒットする事が多いようで、育児と資産形成の両立を行うというなかなか困難な状況に挑んでいる方で、個人的にシンパシーの感じる方だと思っています。

 

(2)要旨

本書はアメリカ発祥であるFIREについて、日本人が持つべき考え方の指針を日本の制度に基づいて示しています

 

年金制度、社会保障制度、税制優遇制度、退職金制度や高齢者雇用制度など、日本で保障されている制度を上手く利用することを推奨しています。

 

また、FIRE後の生活として「老後」についても記されているのが特徴的です。

一般的なFIRE本は、著者のFIRE達成までの経緯が記されているのみですが、本書ではFIRE達成以降のお金に関する問題をまとめてくれています。

また、FIRE自体に関しても年齢別や達成可能な方法についても記載されており、一貫して現実的な内容が列挙されています。

 

資産運用については、従来通りインデックスファンドで長期積立、利回り4%で運用というオーソドックスな内容が記されています。

資産運用の方法を細かくチェックするよりも、むしろ仕事や私生活の充実を優先する方が幸せとのことです。

 

(3)日本でFIREを達成するためには、より現実を見ておくべき!

まずは目次を見てみましょう。

本書は目次を見ればかなり内容が把握できるため、小さいチャプターも全て記載しておきます。

第1章 FIREのキホン

1. 日本版FIREは米国版と何が違う?

2. FIREムーブメントとは何か

3. FIREを目指す基本的なお金の流れを知ろう

4. 日本版FIRE実現は何歳で可能か

5. 経済的な安定は、精神的な自由につながる

 

第2章 もっと、もっと、もっと、稼ぐ

1. なぜ「年収アップ」がFIREに欠かせないのか

2. 年収を上げる王道 3つのアプローチ

3. 今の会社でもっと稼ぐ方法 昇格レースの最短ルートを登頂せよ

4. 働きがいは搾取される ドライに判断、より多い年収を取れ

5. 転職して稼ぐ〜年収を早めに2倍にするには飛び出すしかない

6. 副業で年100万円以上稼ぐ ただし道は厳しい

7. 共働きは正社員が基本

8. 夫婦合計で1000万円超は、早期実現も可能

 

第3章 1円でも貯蓄額を増やすために節約する

1. FIRE実現には節約が欠かせない理由

2. まずは固定費から。家計の10%を削ってみる

3. 毎日の生活費も削る 家計の25%を目指す

4. 家計簿アプリの活用で家計を簡単に「見える化

5. 家計の50%以上の節約は可能か? ミニマルライフへの挑戦

6. 確実に貯蓄をするための口座管理方法

7. 節約スキルは一生の財産 FIRE成功後も節約は続く

 

第4章 貯めたお金をできるだけたくさん増やす

1. 年何%稼ぐとFIREに早くたどりつけるか考える

2. 安全・確実を取ると基本的には増えない

3. 「安全・確実・高利回り」のセットには絶対手を出すな

4. 普通の人はインデックスの長期積立投資で十分

5. iDeCoとNISAの満額利用から始めよう

6. 長期積立投資のメンテナンス術

7. 個別株投資で期待リターンを高められるか

8. FXや不動産投資は儲かるのか

 

第5章 FIREのために絶対必要な知識

1. FIREを実現するために必要な「その他の知識」

2. FIREするなら「家」の確保はどう考えるべきか

3. 民間保険はどこまで削ってもいいのか

4. 子どもを育てるとFIREが遠ざかるか

5. 家族との意識共有は必要か? 独り相撲で目指してもいいか

6. 普通の人のリタイアはどうやって行われているのか知っておく

7. FIREのために知っておきたい 国の年金の最低限度の知識

8. 早期FIREのリスクがひとつ。実は国の年金額が大幅ダウン?

9. FIREが及ぼす退職金、企業年金の目減りとその影響

10. 70歳現役社会、あるいはそれ以上の変化はFIRE計画にどう織り込むべきか

 

第6章 FIREを実行する3つのパターン

1. FIREの計画の立て方

2. ルートA)プチFIREを目指す

3. ルートB)50歳代でのFIREを目指す

4. ルートC)夢の40歳代FIREに挑む

5. スタートが30歳代以降でもFIREは可能か

 

第7章 FIREに成功したあとのメンテナンス術

1. FIRE実行前後の手続きともらえるお金

2. FIRE後は定期的な資産状況チェックが欠かせない

3. FIRE後、資産運用にどの程度手をかけるべきか

4. 実は難問? FIRE実行後の「生きがい」探し

5. あえてFIRE後に「また働く」選択肢もある

6. もしも…FIREできなかったとしたら

7. 本来のリタイア生活が始まる前後、どうするか

 

① 従来通りの内容も多い

第1章では、FIREを目指す上で考えていくべきお金の流れが書かれています。

これまでの書籍では、

「節約」→「投資」→「収入」

という順番で考えていくべきとするものが多かったですが、本書では

「収入」→「節約」→「投資」

としています。

 

「FIREには年収アップが必須」

というスタイルが第2章の要旨であり、本業で働きながら副業で年収アップを目指すのはあまり現実的ではないと考えているようです。

そのため、転職が必須との考えのようです。

 

医者の場合、この意見は仰る通りで、特に医局に在籍している間は色々な人間関係のしがらみや大学病院での薄給生活が永続するので、FIRE達成までの期間を短縮するためには、タイミングを見計らって好条件の転職を目指すのは必須だと思います。

 

第3章では固定費の削減、第4章ではインデックス投資、第5章では保険の見直しを唱えています。

この辺はその他のFIRE関連本と差異はありませんでした。

 

本書の醍醐味は第6章以降だと思います。

 

② プチFIRE

第6章ではFIREの現実的な達成パターンをご紹介しています。

 

1つ目はプチFIREで、最も実現可能かつメリットが大きいとされています。

65歳定年を想定した場合、5年程度の早期リタイアを指しているようです。

 

わずか5年の早期リタイアであれば、巨額の資産運用をしなくて済みます。

iDeCoとNISAのみで十分実現可能と筆者は述べています。

 

つまり、達成までに必要な資産=年間支出×早期退職年数

となり、4%ルールなどは全く考える必要がありません。

 

確かに投資の素人である我々は、どうしても4%ルールを完全には信用しきれない部分があるかと思います。

プチFIREであれば、単純に早期退職分を貯蓄してしまえば良いので、慎重派の先生であればこのパターンが最も現実的かと思います。

 

③ 50代でのFIRE

定年よりも10〜15年程度の早期リタイアとなると、流石に資産運用が必要になります。

よって、早期キャリアアップと節約が重要だそうです。

 

また、FIRE達成時に負債(借金)を完済しておく事が最低限の条件となるようで、住宅ローンや子供の教育費なども考慮して初めて50代でのFIREが現実的となるようです。

 

④ 40代でのFIRE

やはり40代でのFIRE達成となると、かなり厳しいハードルが待ち受けているようです。

理由は単純で、若年でのFIRE達成の場合、資産形成期間も短くなるからです。

そうなると、やはり収入も重要ではありますが、支出削減が最重要案件になると思います。

 

つまり、著者も40代でのFIREはあまり現実的ではないと考えているようで、現実的に考えるのであれば、やはり収入アップでプチFIREを目指すことになるようです。

 

(4)感想

個人的には第7章がとても参考になりました。

 

よくよく考えてみれば、日本の社会制度を考慮すると、計算上の目標額を完全に達成する前にFIREしてしまっても正直どうにかなることは明らかでした。

 

とは言え、個人的には年金制度は僕が受給する前に破綻して全く受給できない可能性もありうると考えています。

その前に欧米諸国でベーシックインカムが主流となっていれば、変更となる可能性も十分あると思います。

 

もう一つ、FIRE後の生活をもっと具体的に考えておく事が必要だとも気づかされました。

自由になった後の時間を持て余す事なく、また具体的なプランこそFIREに向けたモチベーションとなるため、もっと色々計画しておこうと思います!

【第51回】今度は妻がコロナ陽性に…

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こんにちは、Dr. KKです。

今回は当初書籍のご紹介をする予定だったのですが、タイトル通りの事が起こってしまったので、愚痴も込みで書かせて頂きます。

 

(1)経緯

昨夜から妻が体調不良を呈していたのは把握していました。

元々花粉症が酷く、春先は毎年微熱・咽頭痛・鼻炎が出現するので、

「今年もシーズン到来か!?」

と2人で話していました。

 

翌朝も倦怠感はありましたが、そのまま出勤。

 

午後になっても倦怠感が改善しないため、検温した所38.0℃といつもの花粉症症状では説明のつかない高熱をきたしていたそうです。

 

上司に報告し、念のためPCR検査施行。

陽性が発覚、という経過です。

 

(2)娘と2人暮らし開始

その後まもなく妻から連絡があり、

「陽性だったので、娘を迎えに行ってほしい」

とのこと。

 

「え、また家族から陽性者が!?」

と驚きながらも、とりあえず上司に連絡。

 

当然濃厚接触者なので、PCR検査施行し、陰性を確認しました。

なんで俺は毎回陰性なんだろう

と思いながらも、とりあえず荷支度を済ませ帰宅。

定時になり、保育園から娘を引き取りました。

 

どうやら、娘は2ヶ月前に発症したばかりなので、今検査しても陽性となる可能性が高いため、濃厚接触者として対応することに。

 

という事で、再び濃厚接触者としての隔離が開始しました…

しかも、今回は娘との2人暮らし…

非常に不安な1週間になりそうです。

 

(3)今後の方針

どうやら、病院のコロナ規則は数週間ごとに改訂されており、前回娘がコロナ陽性となった時よりも濃厚接触者の隔離期間が7日間から5日間に短縮されていました。

 

5日後に勤務先でPCR検査を受検し、陰性であれば6日目から再出勤可能です!

 

万が一、僕にも症状が出現した場合、最寄りの病院にてPCR検査を受検し、結果を報告する事になっています。

 

(4)2度目の隔離期間開始

正直、前回の隔離期間もしんどかったのですが、これがまた始まると思うと億劫になりそうです…

 

また、前回の娘は全くの無症状でしたが、今回の妻はかなり倦怠感が強く、一人で療養させるのが不安なので、頻回にLINEなどで連絡を取り、毎日ドア越しで荷物や食糧を調達しようと思います!

 

娘はー、どうしましょ…

3密にならないような場所、例えば公園とか釣りとかに連れて行けたらと思います。

 

ひとまず、妻よ、暖かくして寝ましょう…

「呼吸苦あればすぐ連絡を」と伝えておきました!

 

約2ヶ月ぶりのホテル暮らしです。

今回は娘付き!

2人で最大限楽しみます!

 

【第50回】Twitterでの呟きを開始しました!

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Twitterって面白いですね!そして、ブログ閲覧数も少し増加しました!

こんにちは、Dr. KKです。

記念すべき第50回である今回は、Twitterの呟きを開始したことについて語ろうと思います。

(1)Twitterの呟きを開始した理由

元々2020年9月にTwitterのアプリはダウンロードしていました。

ただ、そこまで利用する価値を見出せず、殆ど開くことなく放置していました。

そんな中、2021年9月にこのブログを開始しました。

 

現時点ではアフィリエイト化などもしておらず、自由気ままに書かせてもらっているのですが、

医者がサイドFIREを目指すと、どういう経緯で達成できるのか

というリアルな記録として、皆さんにもっと見て頂きたいと思い、そのためにはやはりSNSの力を借りる必要があると考え、呟きおよび利用頻度を増やす事としました。

 

(2)Twitterを開始してどの程度の影響があったか

まずはアクセス数ですが、呟き開始初日はブログ開始から最も多いアクセス数となりました。

とはいえ、100アクセスもない訳ですが…

その後、徐々にアクセス数は落ち着き、現在はTwitterの呟き開始前よりわずかに増加傾向です。

 

次にアクセスされたページですが、やはり当然ではありますが、初回の自己紹介記事が最多になっております。

一方で、Twitterの影響と考えられるのは、Twitterで紹介させて頂いた記事のアクセス数がその他の記事よりも若干増加傾向にある事でしょうか。

 

今後も引き続き、好きなテーマで記事を書かせてもらい、毎月資産推移のご報告をさせてもらえたらと思います。

 

(3)その他のSNSを行う予定は現時点ではなし

ブログの認知度を高めるために、Instagram等のその他のSNSの力も借りることが考えられますが、正直Twitterだけでも未だに上手な利用方法がマスター出来ていない状態なので、まずはTwitterのみで継続していこうと思います。

 

ブログの認知度を高める上手な方法をご存知の方は、Twitterやブログのメッセージから教えて頂けると幸いです。

 

(4)短期的目標、中長期的目標

Twitterの呟きを開始する上で、短期的〜中長期的目標を考えてみました。

短期的目標としては、毎月3,000アクセス=平均100アクセス/日とします。

皆さん、応援お願い致します。

 

中長期的な目標としては、このブログをアフィリエイト化してみたいと思います。

正直、医者以外の仕事となると、学生時代の家庭教師と皿洗いのバイト程度で、パソコンで収入を得るという経験をした事がないので、特に目標月収とかはなく、1円でも良いのでとりあえず収益化してみたいです。

 

どのタイミングでアフィリエイト化を開始するかも全く決めていないので、またその辺の話題は別の記事で書きたいと思います。

【第49回】2022年2月の資産推移

こんにちは、Dr. KKです。

今回は先月の資産推移を書いていこうと思います。

後半では、今月個人的に気になった経済トピックについて話そうと思います。

(1)資産推移

まず、現在の投資状況を以下に示します。

・毎月1日:積立NISA 33,333円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:1,020,835円+204,173円:+25,00%

 

・毎月5日:100,000円(eMAXIS Slim 全世界株式)

 →合計:190,779円-9,221円:-4.61%

 

・毎月25日:250,000円(eMAXIS Slim 米国株式 S&P 500)

 →合計:4,780,654円+280,654円:+6.23%

 

・投資合計金額(先月比:+332,008円

 →合計:5,992,268円+475,606円:+8.62%

 

(2)現金推移

また、現金も詳細を以下に示します。

●収入ー支出:-572,378円貯蓄率:-45,8%

 

●収入合計:1,248,722円

・月収(手取り:夫婦合計):969,679円

・その他所得:219,043円

・児童手当:60,000円

 

●支出:1,821,100円

・自動車代:1,291,123円(先月比:-334,518円

・家具+家電:183,095円(先月比:+183,095円

・家賃+駐車場代:83,210円(先月比:±0円)

・交際費:60,922円(先月比:+37,922円

・食費:59,745円(先月比:-36,942円

・水道 / 光熱費:29,900円(先月比:-10,874円

・書籍 教育費:25,800円(先月比:-7,040円

・衣服 美容代:20,242円(先月比:+4,492円

・通信費:17,099円(先月比:+502円)

・自分の小遣い:16,579円(先月比:-2,900円)

・日用品代:12,655円(先月比:-12,521円

・保険代:7,650円(先月比:±0円)

・趣味 娯楽代(旅費など):4,500円(先月比:-45,300円

・医療費:2,580円(先月比:-2,055円)

・その他(医局費+学会など):6,000円(先月比:+1,000円)

 

(まだ反映されていないものもあるため、随時更新していきます。)

 

●現金合計金額:8,888,824円(先月比-681,188円

(妻から「1,000万円程度は現金で置いておくように」と厳命されています。)

 

よって、2022年2月現在の資産配分は以下の通りです。

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資産合計:14,881,092円(先月比-349,780円)

 

 現在、2030年度目標額(103,400,000円)の14,4%(先月比-0.3%です。

 

(3)2月の家計総括

今月は僕の車を買い替えたので、またまた大出費となってしまいました…

来月は車を買う予定はないので、切り替えるとします(笑)

dr-fire.hatenablog.jp

結局、トヨタのアクア(1,246,000円)を購入しました!

15年も使っていたフォルクスワーゲンのポロから乗り替えたので、当然ではありますが非常に使い勝手が良いです(笑)

 

自動車代以外について見てみると、家電代が上がっていますが、これは引越しに向けて冷蔵庫を購入したためです。

冷蔵庫もこれまで学生時代から使っていたものを10年くらい使用していたので、今月下旬に届くのが非常に楽しみです。

 

交際費は以前の記事でもご報告したように、友人の結婚式でのご祝儀が含まれているので仕方ないでしょう。

食費に関しては、妻がカフェ代を少し気を付けてくれたのが功を奏したのか、3万円以上も削減できました。

 

趣味 娯楽費は、2月に家族で温泉に1泊行ったので、これも必要経費として考えています。

車の購入以外の支出は57万円、これだけであれば貯蓄率は54%だったので、ぼちぼちの月だったという事でしょう。

 

ところで、今月の一大ニュースと言えば、楽天保険の医療保険を解約した事です。

医療保険が月5,000円近くかかっていたので、これは大きな支出削減になりました!

医療保険への加入は賛否両論だと思いますが、正直、入院期間中の支出くらいは現金でいくらでも賄えるので、むしろ毎月の支出を減らす方にBETすることにしました。

 

例えば、20年間で色々入院したとして医療費が120万円かかったとすると、それは20年間で支払うはずだった医療保険代で全て賄えることになります。

現金で保有している方が資産の自由度が高いと判断し、今回解約しました!

 

先月と今月で車2台を購入するという大きな支出がありましたが、基本的には年700万程度あれば生活水準を落とすことなく暮らせるので、やはり最終目標として2億円程度の資産を蓄えたいと思います。

 

(4)2月の感想:ロシアのウクライナ侵攻

前回の資産推移でも書きましたが、僕としてはロシアが大規模のウクライナに侵攻するとは思っていませんでしたが、予想に反して世界史上に大きく影響を与えるであろう出来事に発展してしまいました。

 

今回は簡単ではありますが、ウクライナ侵攻について考えてみたいと思います。

 

NATOが加勢しなかった理由

そもそも、ウクライナの軍事力ではロシアを抑え続けることは不可能です。

そこでウクライナNATOに応援を頼んだわけですが、NATOは侵攻当日に加勢しないことを宣言しました。

 

これには幾つかの理由があります。

1つ目は、アメリカが加勢しないからです。

オバマ政権で、リバランス政策として世界中に散らばっていた米軍をリバランスすることで軍事費抑制に着手することを決めました。

次のトランプ政権で、中東から米軍を順次撤退させることを宣言し、現バイデン政権で実際にアフガニスタンから撤退しました。

アメリカは自国の利益とならない戦争は行わない、ということです。

 

2つ目は、欧州諸国がロシアに大きなエネルギー依存しているからです。

ロシアは原油天然ガス・石炭の産出国で、約半分は欧州諸国に供給しています。

この状況でロシアと相対してしまうと、国全体のインフラが完全に遮断されてしまう国が少なくありません。

 

彼らがウクライナに加勢しないことは、2014年のクリミア侵攻の際に加勢しなかったことを考えると、想定内かもしれません。

どの国も自国優先であることを、今回の侵攻で痛感することとなりました。

 

② ロシアの狙い、中国の狙い

まずは、NATOとの緩衝地帯としてウクライナNATOに加入させないことでしょう。

決して領土拡大が最終目標というわけではないように思います。

緩衝地帯を確保するという意味で、北方領土を免税特区に指定したり、ミサイル演習を行ったりしています。

www.nikkei.com

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今回のロシアは中国の支援が裏から保障されていることが、大きな強みと言えそうです。

ロシアの銀行がSWIFTから除外されることとなりましたが、ロシアは人民元との取引を維持することでルーブルを世界経済と繋いでいくと思われます。

 

しかも、そもそもロシア最大手銀行であるズベルバンクと天然ガス企業傘下であるガスプロムバンクは対象から外れているため、正直今回のSWIFTによる影響はロシア経済の致命傷にはならないかと思われます。

除外から外れたのは、ロシアの天然ガスに強く依存しているドイツの意向を汲み取ったためとされており、ここにも足並みが揃わない理由があります。

 

一方で、中国は今回のウクライナ侵攻を裏で観察しながら、近い将来に台湾侵攻を行うためのお手本くらいに思っているでしょう。

ウクライナと異なり、台湾は国際的には国としては認められておらず、「国内紛争」程度の扱われ方で終わると思います。

つまり、アメリカや欧州はウクライナ以上に一切干渉しない可能性が高いです。

 

③ 日本の将来

社会主義国である北朝鮮、中国、ロシアに全て面している日本は、かなり危険なフェーズに置かれていると思います。

今回のウクライナ侵攻でロシア経済が破綻しなければ、次に危険なのは日本だと割と本気で思っています。

 

日米安保条約があるから大丈夫だ」という意見がありますが、果たして本当に守ってもらえるのでしょうか?

先述の通り、アメリカはすでに世界警察をやめています。

アメリカが日本を守ることが国益と判断しなければ、反故にしてもおかしくありません

 

現在の日本は、アメリカの同盟国として守ることで国益に繫がると思われているのでしょうか?

 

これ以降は、あくまで僕の個人的な意見なので悪しからず。

日本はこの状況に対抗すべく、防衛費の大幅な増強を早急に行うべきと考えます。

もっと言えば、ロシアがウクライナ侵攻を決断した大きな理由は、1994年に核放棄したからだとされています。

 

ロシアもNATOも核保有国には手を出さない可能性が高いです。

この現状を考えると、いずれは日本も核保有を行うべきと僕は考えています。

もちろん、核兵器を自国で作らなくても、アメリカの核兵器を日本でも共有させてもらえば良いと思います。

 

世界史上唯一の被爆ではありますが、現状を考えると非核三原則の見直しを行う必要があると思います。

侵略目的の核保有でなければ、平和主義は保たれるのではないでしょうか?

 

無理やりサイドFIREに繋げるとすると、もしロシア経済が破綻しプーチン政権が倒れた場合、ロシア圏の金融資産はアメリカ経済に流れていくと思っています。

この侵攻で万が一ウクライナが防衛できた場合は、長期的には米国株が急成長するのではないか、と少しだけ期待しておきましょう。